佐藤直紀『精霊の守り人』音楽サントラCD視聴!曲目や作者プロフィール

      2016/03/20

この記事の所要時間: 743

NHKの大河ファンタジー『精霊の守り人』

サントラCDがドラマ放送に先駆けて

発売されました。

音楽担当は佐藤直紀氏。

『ALWAYS 三丁目の夕日』

『杉原千畝』など有名どころの

サントラもたくさん作っている作曲家で

編曲家。

壮大なファンタジーに負けない、世界観の

ある音楽に仕上がっています。

佐藤直紀氏のプロフィールや視聴の感想など

簡単にまとめてみました。

 

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佐藤直紀(さとうなおき):プロフィール

 

生年月日:1972年5月2日

出身地:千葉県

学歴:東京音楽大学作曲科

職業:作曲家・編曲家

 

中学時代に習っていたピアノ教師の影響で

作曲に興味を持ち、高校から音大を目指して

専門的な勉強を始めました。

東京音楽大学では作曲科の映画・放送音楽

コースに進学。

 

卒業後は映画・ドラマ・アニメ・ミュージカル

などの劇伴や主題歌・挿入歌の作曲・編曲

を手掛けています。

作品の要求に基づいて音を作るために、

曲のジャンルはクラシック、ロック、民族

音楽まで多彩。

 

映像やドラマなどの作品ありきの創作姿勢

 

映画やドラマの音楽の中で流れる音楽は

映像と違和感がないこと、感情移入できる

ことなどを第一に考えているそうです。

また自身の音楽性を主張するよりも、監督や

プロデューサーの意向に沿う創作を心がけて

いるこのこと。

なので仕事を受けたら、まず台本を読んで

発想を膨らませるものの、具体的な曲作りに

入るのは映像を見てから。

 

しかし、これって結構難しいことだと思います。

「これしかできません」ではなく、「どんな要求

にもお応えしますよ」というのは劇伴という

音楽の性質から考えれば、その作曲者として

は理想的な姿勢。

でも、手持ちの札が多くないとできないん

じゃないでしょうか。

制作側の要求を実現したうえで、その中で

自分独自の色も出していく。

職人的な仕事の中で独自の芸術性も出せる

という自信からくる姿勢のように思われます。

 

『ALWAYS三丁目の夕日』『プリキュア』

『海猿』『暗殺教室』『杉原千畝』『陽炎の辻』

『竜馬伝』『オレンジデイズ』などなど、

他にも「あれもそうだったの」というものが

たくさん。

 

多彩なラインアップからも、音楽が作品から

浮くことなく寄り添いつつ、作品の感動を

より盛り上げているのがよく分ります。

 

佐藤直紀が作る『精霊の守り人』の音楽は?

 

台本を読んで野性的だと感じていたバルサは

綾瀬はるかが演じた映像を見ると、自分が

イメージしたよりも女性らしさを感じた

そうです。

なので、実際に作った音楽は綾瀬はるかの

イメージにかなり影響されているとのこと。

 

これが彼の作品ありきの姿勢なんですね。

同じ台本でも演じる人が変われば音楽も

変わる。

プロの仕事ですね。

 

 

『精霊の守り人』オリジナルサウンドトラックCD

 

内容が内容だけに全編通して重層な音で

ファンタジーの世界観を表現しています。

民族楽器をところどころに使用しているのが

現実の民族に偏りずぎず、リアリティを

感じさせます。

 

01精霊の守り人 メインテーマ

中近東的な音から始まります。

壮大な展開はまさにNHK大河ファンタジーの趣。

無国籍ながら登用を感じさせる、すんごい

ドラマチックな音楽です。

 

02エクソダス

エクソダスとは旧約聖書の出エジプト記のこと。

そこから転じて大量の国外脱出のことも指すそう。

開放や脱出を象徴しているのかな。

だとするとチャグムがバルサに守られて宮廷を

脱出するところで使われるのかもしれません。

例えばキャラバンの移動のような動きを

感じさせる曲です。

 

03新ヨゴ国

荘厳な音の中に逃れることのできない戒めや

簡単には動かすことのできない息苦しさを

感じさせる曲です。

国王は藤原竜也の帝ですが、実際に国を動かす

力を持っている平幹二郎演じる聖導師のテーマに

ふさわしいかと。

 

04雪解け

ケルト的な調べで始まり牧歌的な雄大さを

感じさせる展開はまさに厳しい大自然の中の

春を感じさせます。

 

05異界へのとばぐち

ラインベルのような調べで始まり、これも

シンセサイザーなのでしょうか、モンゴルの

ホーミーのような音が、まさに異界の奥から

響いてくる呼び声のようです。

ホーミー好きなので、心地よく聴きました。

 

06誘惑

二胡の硬質ながら柔軟で、長く途切れない

粘りのある音が、心に直接触れてなでたり

振るわせたりするようです。

 

07こころ

心というタイトルのこの曲。

心にもいろいろな状態があると思いますが、

深刻な状況の中で重大な決断をしようとして

逡巡しているように感じられます。

どこで使われるのか興味深いです。

 

08原野を行く

タイトル「原野を行く」なので、西部劇的な

景気のいい曲かと思いましたが、重々しく

状況の厳しさを表すような曲でした。

 

09激突

激突といっても一瞬ぶつかって木っ端みじん

という曲ではありません。

戦いのシーンで使うんだろうな。

張り詰めた緊張感の中での鼓動や武器を交わす

激しさが感じられます。

 

10影に伏す真実

光あるところに影があるといいますが、光の

後ろで揺らぐ黒くシャープな影の中にある

鋭い何かってな感じの印象です。

 

11因縁尽く

「因縁が尽きる」とはどういう意味でしょう。

因縁が解消されて解放されるのか。

それとも運命が極まった――何事かの終わり

という意味なんでしょうか。

どちらにしろ何かが終わって心にある種の

感慨があるようなイメージの曲です。

 

12暗闇と灯火

暗闇の中で人がともす光を見た時のような

曲でしょうか。

 

13鍛錬の日々

バルサがチャグムに武術を仕込む場面で

使うんだろうか。

集中力の中にもどこかに明るさを感じさせる

曲です。

 

14木洩れ日

アルバムの中で一番優しくきれいなメロディ

ライン木洩れ日やそこに吹く風、流れる空気

まで感じさせるようです。

 

15陰謀

陰謀というタイトルに、すごくどす黒い曲を

イメージしたんですが、陰で周到に徐々に

着々と準備されるかのようなイメージの音です。

 

16血濡れた嘆き

まさに嘆きです。

絶望的な場面で使われるんだろうなぁ。

 

17さすらいの民

あてどない旅、常に寄り添っている不安

何かを感じさせます。

 

18精霊の卵

水の精霊の卵の透明感や生れ出ようとする

魂の脈動なんかをイメージさせます。

 

19戦いの終決

真っ暗な夜が明けて、朝が来たような音です。

 

20幕切れ

本でいえば『精霊の守り人』巻の終わり、

チャグムと卵を無事に守りぬいた後、宮廷に

戻るチャグムに別れを告げ、

「考える時間がほしい」

とタンダにも別れを告げ、カンバルヘ向かう

バルサの心情を表しているのでしょうか、

言いようのない複雑な感慨を感じます。
大河ファンタジー「精霊の守り人」オリジナルサウンドトラック・視聴可能

この音楽がドラマの中のどこで使われるのか

楽しみですね。

欲を言えば、軽めの曲がもう少しあっても

いいような気もしますが、ドラマチックで

おおいにドラマの助けになりそうな

ラインナップです。

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