シン・ホユン(Ho Yoon Shin)プロフィール:角度によって消える彫刻の作者

   

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シン・ホユン(Ho-Yoon Shin)という

面白い作品を作る韓国のアーティスト

をテレビで知りました。

アジアをはじめ各国ですでに高い評価を

得ているようです。

作品の裏にある思想なども調べてきました。

 

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シン・ホユン(Ho-Yoon Shin):プロフィール

Shin-Hoyoon画像出展:http://ccaphk.org/zh-cht/shin-hoyoon

1975年、韓国ソウル生まれ。

2001年、朝鮮大学彫刻科卒業。

現在は韓国光州で暮らしています。

 

個展

2013年、バンコク、タイのArtery画廊にて「本質はない」

2014年、タイのSiam Paragonで「Heart for the king」

光州の画廊Mite-Ugroにて「島」

 

韓国はもちろん中国、香港、シンガポール、

ドイツ、ブルガリア、米国などで数々の賞を

受賞しています。

仏教思想からインスピレーションを得た

作品群は、現代の韓国と世界における社会や

政治秩序に疑問を投げかけるものでもあります。

 

彼の言葉によれば

「社会現象に関心を持ち、物事の本質に

迫ろうとしてきた。

しかし、もっと近づこうとした時、

本質などというものは存在しないと

急に悟った。

本質はすでに内面化されたあなたや私であり、

固有の価値観による評価や判断だ。

だから、私はこの観点から出発して、

なぜ韓国の権力集団が一貫して社会システム

の構造分解を図ろうとしてきたかを理解し

始めた。

左派や右派、経済や政治の支配や従属に関らず。

 

確かな存在に見える体にも幾層もの

構成要素がある。

人体システムの組織はリスクが奇特性に勝り、

こうしてシステムは現代社会と同じようだと

我々は知る。

表面は空虚に見える内部に我々の固有の

思想がはびこって形を成している。

最終的にこれはリアルな状況の物語を

語ることで、それは存在しない表面を補い、

欲望を制御し、いかに自分の生活に満足するかだ」

 

うーん、難しいですね。

しかし、確固とした存在に見えるけれど、

それは幾層もの要素からなっていて、

実際は認識しているような存在ではないし、

その中身は空虚だったりする。

というちょっとシニカルな見方ということ

でしょうか。

 

制作方法は?

 

綿密に計算した上で、手作業で紙を

カットしたのち、ポリウレタン系接着剤で

接着、塗装したものだそうです。

 

紙ならではのシャープなラインでフォルムが

くっきりと浮かび上がっているにも関わらず

繊細な質感が内面の空虚さ、はかなさをも

表しているように感じられますね。

 

シン・ホユン作品拝見

Shin-Hoyoon_mirokubosatu画像出展:http://artgogo.cn/yishupin/

おなじみ半跏思惟像の弥勒菩薩も

紙でできています。

Shin-Hoyoona_daibutu画像出展:http://www.wenyuanwang.com

『赤仏』

どっしりとした印象の仏さまですが…

Shin-Hoyoona_daibutu1画像出展:http://www.wenyuanwang.com

正面から見ると体が透けてうつろな存在に。

単に美しいものを求めるというだけでなく

真実の探求とでも言いましょうか。

哲学者みたいなアーティストですね。

思想の深いところまでは分りませんが、

ビジュアルだけ見ても、なかなか興味深いです。

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