佐野研二郎: ヤン・チヒョルト氏登場でパクリ疑惑はさらにドロ沼に

      2016/04/25

この記事の所要時間: 89

これはリスペクトってことで。

 

どうも、スギサクです。

五輪エンブレム問題

なかなか収束しませんね。

ネットではデザイナーである

佐野研二郎氏への攻撃が強まっています。

 

確かに彼は限りなくブラックに近い

グレーだと思うのですが

 

彼が白か黒かに関わらず問題はすでに

彼の手を離れている気がするスギサクです。

 

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五輪エンブレムパクリ騒動:これまでの展開

 

細かい反応はもっといろいろありますが

大まかな流れをまとめてみました。

 

7月24日:

発表された五輪公式エンブレムが

ベルギーのリエージュ劇場ロゴ

そっくりであることが発覚。

 

7月29日:

スペインのデザイン事務所

ヘイ・スタジオが東日本大震災の

復興支援のために制作したロゴと

配色が酷似しているとの指摘も浮上。

 

7月31日:

ロゴのデザイナー、

オリビエ・ドビ氏らが

国際オリンピック委員会(IOC)と

日本オリンピック委員会(JOC)に対し

使用停止を求める書簡を送付。

 

8月1日:

IOCのコーツ副会長が

「デザインに問題はない」との認識を表明。

東京の五輪組織委員会も

「IOCと同じ見解」と発表。

遠藤利明五輪相も「問題ない」と。

 

8月5日:

佐野氏は記者会見で

「事実無根。“パクる

という行為はしたことがない」と断言。

 

8月9日:

ネット民の捜索で佐野研二郎氏デザインの

サントリー夏トートバッグデザイン他

パクリ疑惑の作品が多数浮上。

 

ネットでは佐野氏の兄・佐野究一郎氏

が経済産業省商務情報政策局情報経済課

課長 であること、親戚にあたる

佐野総一郎氏が日本スポーツ振興センター

(JSC)理事長である河野一郎氏の

右腕的存在であることなどから、

裏にある癒着が指摘され始める。

コンペ自体が出来レース

との声も。

 

8月13日:

佐野氏からの取り下げ申し出に

よって、サントリーは8種類の

バッグの発送を中止。

残りの22デザインはそのまま

キャンペーンを続行すると発表。

 

NHKがこの件の報道を始める。

これに続き、日経新聞・産経新聞

TBS・毎日新聞も報道開始。

 

 

8月14日:

サントリーのデザインに関して、佐野氏が

「今回は自分の管理の下に共同制作した。

その際にスタッフが報告なく

第三者のデザインをトレースしていた」

と文書で釈明。

 

佐野氏を擁護した森本千絵氏

植原亮輔氏にもパクリ疑惑が浮上。

 

オリビエ・ドビ氏と劇場弁護士が

エンブレム使用差し止めを求めて提訴。

 

8月18日:

オリンピックパートナー企業が

HPからエンブレムを外し始める。

 

8月20日:

武蔵小金井のセブンイレブンが

エンブレムをもじった

「おでんPOP」を作成。

 

8月23日:

ネット民が五輪エンブレムの

白紙撤回を求めるデモを決行。

 

8月24日:

フリーデザイナーが非公式で

製作したエンブレムを称賛する声を、

中島英樹氏ら擁護派デザイナーが

「汚い」「ダサイ」と完全否定。

 

8月26日:

佐野研二郎氏の案を選んだ

審査委員代表永井一正氏が

「最終案は委員会の依頼で修正を加えた。

原案はベルギーのロゴには

似ていなかった」

盗作ではない事を強調。

 

劇場側弁護士は

「原案がどうであろうと

公式採用されたデザインが

著作権を侵害していることが問題」と反発。

 

8月29日:

中島英樹氏がFBで

五輪エンブレム問題に関し、

「個人攻撃やめましょうよ」とコメント。

 

8月30日:

ネット民の捜索により原案に

モダンタイポグラフィの巨匠

ヤン・チヒョルト氏のパクリ疑惑が浮上。

ちなみにヤン・チヒョルト氏は故人です。

 

擁護派だった中島英樹氏が急に

「パクリだ!」と寝返り。

 

↑今ココ。

佐野研二郎氏はなぜ謝罪しないか?

 

サントリーのバッグの件に関しては

謝罪があったものの、肝心の

五輪エンブレムに関しては当初の

「模倣はない!」

という姿勢を通している佐野氏。

 

佐野氏の作品のパクリ疑惑を発掘し続ける

ネット民の攻撃に、博報堂の

アートディレクター藤本政恭氏は

「そこまで人を追いこんで

万が一のことになったらどうする」

とネットの暴力を非難しています。

 

しかし、これには反発コメントが集中し、

かえって火に油を注ぐような結果に。

 

パクリをしたか、してないかに関わらず、

確かに佐野氏は非常に厳しい立場に

追い込まれていると思います。

 

でも、黙秘を続ける限り

非難の声が消えることはないでしょう。

 

ただ、本当にパクリだとしても、

すでに彼は謝罪すらできない

立場にある気がします。

 

当初、ⅠOCもJOCもまっさきに

問題ない」と断言していますし、

現在訴えられているのはⅠOCです。

 

事態は彼一人の謝罪で白紙に戻せる

問題ではないですよね。

 

彼をいくら攻撃しようと

彼からの謝罪は得られないでしょう。

できないんですよ。

 

 

佐野氏が謝罪すればⅠOCが困る

 

内部の利権構造がウワサされているように、

エンブレムが白紙になることで

困る人たちが、たくさんいるんでしょうね。

 

ベルギー側はベルギーだけでなく

国際的効力を持つべく、スイスでも

提訴する用意があると表明しています。

裁判では勝ち目はないというのが大多数の下馬評。

 

そもそもエンブレムの使用差し止め要求を

のめば話は片付くのに、

それをしないのが解せません。

 

ⅠOCがこのまま使用差し止めに応じずに、

現行のデザインを使用するならば

オリビエ・ドビ氏は使用1回につき

5万ユーロ(約670万円)を

要求しています。

 

ドビ氏の弁護士はベルギー王室の

顧問弁護士も務める大物。

ベルギー王室はⅠOCに強い立場――

ドビ氏はこの弁護士に依頼したのは

そのためと言われています。

 

2020年の東京五輪決定を発表した

ⅠOC前会長ジャック・ロゲ氏は

ベルギー王室から爵位を

いただいちゃったりしているそうで。

 

裁判に勝てる可能性は低い。

裁判に負ければ現行のデザインを

使用するにしても、修正するにしても

損失が発生する。

 

その辺のそろばん勘定をしつつ、きっと

裏でも訴訟を取り下げてくれるよう

交渉したりしてるんだろうなぁ。

 

オマージュかパクリか

 

芸術におけるオマージュとパクリは

紙一重で、言ったもん勝ち

みたいなところがありますよね。

 

でも個人的には、元作品と同等

あるいはそれ以上のクオリティがないと、

アートとして「負け!」

って気がするんですよ。

模倣であるかないかは別としてね。

オリジナルだろうと

つまんない作品はつまんないってこと。

 

今回に関してはそういう点では「負け」かなぁ。

 

どうせならラスコー洞窟壁画とかから、

インスピレーションをいただけば

よかったのにね。

 

少なくともこんな訴訟問題には

ならなかったんじゃないでしょか?

 

あ、ごめん。

いや、今回はパクリじゃないんだよね。

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