中村天平プロフィール!肉体労働からピアニストへ?曲も紹介!

      2016/03/15

この記事の所要時間: 743

中村天平(なかむらてんぺい/TEMPEI)

というピアニストをご存じでしょうか。

正確にはコンポーザー・ピアニスト

(作曲家兼ピアニスト)で演奏だけではなく

楽曲創作もするアーティストです。

19歳で音楽の道に進む決心をして、今では

国際的なアーティストとなり、東京

ニューヨーク拠点に世界を股にかける

活躍をしています。

 

5歳頃からピアノを始めたものの中学から

はまったく離れ、高校を途中でやめて

肉体労働をしたりもしていたという異色の

経歴の持ち主。

演奏も曲も独自の個性を感じる魅力的な

音楽家について調べてみました。

 

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中村天平(TEMPEI NAKAMURA):プロフィール


本名:中村天平(なかむらてんぺい)

生年月日:1980年7月19日

出身地:三重県で生まれ神戸で育つ

出身校:大阪芸術大学芸術学部演奏学科

職業:コンポーザー ピアニスト

 

ケンカと肉体労働の少年時代

 

5歳からピアノを始めましたが、ピアニスト

になりたいというわけではなく姉がピアノ

を習っていたために自分も習い事として

始めただけで、中学に入ると完全にピアノ

から離れてしまいました。

 

中学2年の時、阪神大震災で自宅が全壊して

大阪堺市に転居。

そのことが影響したのか、もともとやんちゃ

だったのかは分かりませんが、高校には

入ったもののケンカ三昧の毎日。

半年で停学となり、中退してしまいました。

そして家を出て独り暮らしを始め、金髪で

解体業などガテン系の仕事をしていました。

 

ピアニストだから重い物を持たないとか、

スポーツや大工仕事もしない、みたいな

エピソードは韓流ドラマや少女マンガで、

おなじみですが、当時の彼がまったく

ピアニストになることなど想定していな

買ったのがよく分かります。

 

再び音楽の道へ


体を使った仕事をしたいと思っていた彼

ですが、肉体労働の世界は年齢経験に

関係なく、ほぼ同じ仕事をして同じ給料

をもらう世界。

一度きりの人生ですし、せっかくなら

もう少し違うことも経験してみたかった

と彼自身は言っていますが、自分にしか

できないことをして評価されたいという

気持ちがあったのではないでしょうか。

自分にとって得意なことを考えた時に

キーボードに思い当たったそうです。

 

再び音楽の方向に歩き出してバンド系

の専門学校に入ったものの、音楽しか

ないというような思いではありません

でした。

 

しかし、学校の先生から、

「やればできるのに、なぜやらない。

お前に期待してるのに」

と言われたことがきっかけとなり、

音大受験を決心。

そこからは音楽に没頭していきました。

 

いわゆるドロップアウトした少年時代を

送って来た彼は期待されずに生きてきた。

というか「期待なんてされていない」という

思いが常にあったんでしょうな。

「下手の横好き」というように「好き」という

だけでつき進める人もいる。

でも自己肯定感が十分にないと、好き

というだけでは行動に移せないことも

あるんですよね。

表現は言葉だけではないけれど、人は

やはり「認められる」ことを必要として

いるんだと実感します。

認められたいがために人は功績を挙げ

もするし、罪を犯しもするんですよね。

 

芸大を志したからといって、すぐにサクっ

と入ってしまうのもすごいです。

そして首席で卒業していますから、

やはり音楽の道に進むべくして進んだ

といったところでしょう。

 

当初はプログレッシブ・ロックの中での

キーボード演奏を志向していましたが

ピアノの面白座に目覚め、大学3年頃から

ピアニストになることを意識し始めたそうです。

 

大学卒業後、2年半は関西で仕事して

いましたが、自分の中でぶつかった壁を

越えるためにニューヨークへ。

その決断が今日の活躍につながっています。

 

破天荒なピアニスト

 

肉体労働から転向したピアニストは

お上品なゲージツ家ではありません。

演奏はコンサートでもTシャツにジーンズ。

そして裸足。

カーネギーホールでもTシャツ。

普通ならタキシードですが、ボタンが

たくさんある服はきらいで、演奏は

ひきやすい格好でしたいとのこと。

 

また豆腐や野菜を主食とし、ご飯は

食べません。

炭水化物を食べると感覚が鈍るから

なのだそうです。

 

中村天平の音楽の魅力

 

演奏家であり作曲家でもある彼は

基本的にオリジナル曲を演奏しています。

「自分の感情から生まれた曲を演奏すること

に楽しみを感じる」

という彼は職人的なテクニシャンではなく

根っからの表現者なのでしょう。

実は私は最近まで彼の存在を知らなかったん

ですが、youtubeの動画で見ても、すばらしい

演奏です。

 

一番に感じるのは力強さ。

強さがあるからこそピアニッシモが

生きてくる、という感じでしょうか。

弱々しいピアニッシモではなく有り余る

パワーを制御したピアニッシモ。

音がとてもクリアで、ただボリュームがある

というわけではなく、バネの強さを感じます。

感情表現がとても豊かだけど、感情におぼれ

ない理性というか、強さがある。

人よりも振れ幅の大きい感情を表現しながら

ギリギリのところでそれをコントロールする

腹の強さを持っているとでもいいましょうか。

 

どの曲も彼独自の魅力に満ちていますが

バラードっぽい「一期一会」は誰が聞いても

うっとりする曲だと思います。

 

「TEMPEIZM」「翼」「火の鳥vol1」の3枚の

アルバムを出していますが、1曲聞いて

彼の世界に魅了された方はどれを聞いても

満足できるはず。

とても魅力的なですが、BGMにするような

音楽ではないですね。

否応なく彼の音楽の世界に引き込まれて

どっぶりと浸ってしまうので、聴きながら

本を読んだり作業をしたりなんてのには

向かないと思います。

うれしいことに近々地元でもコンサートが!

生で聴いたら、もっとすごいんだろうな。

どっぷり浸ってきちゃいます。

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