リュウグウノツカイは地震の前兆か?過去の捕獲歴を検証!

      2016/02/14

この記事の所要時間: 515

幻の深海魚と呼ばれるリュウグウノツカイ

8日、新潟県佐渡沖で網にかかったと話題に

なっています。

「幻の…」という冠がつくだけに、生きたまま

捕獲されるのは非常に珍しいとのことですが

珍しいだけに、「天変地異の前触れではないか」

地震の前兆では?」という声も多いようで。

 

ネット上には特に地震を心配する説も

いくつか見られます。

確かに地震の前に動物がそれを感知して

普段とは違う行動をしたり、普段は見られない

場所に現れたりすることはあるようですが、

リュウグウノツカイの出現は本当に地震と

関係があるのでしょうか。

 

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リュウグウノツカイはどんな魚?

 

何しろ幻の深海魚と言われるぐらいですから

その生態もよく知られていないようなのです。

しかし、分かっているところでは、

 

全身が銀白色で、薄灰色から薄青色の線条が

側線の上下に互い違いに並ぶ。背鰭・胸鰭・

腹鰭の鰭条は鮮やかな紅色を呈し、神秘的な

姿をしていることから「竜宮の使い」という

和名で呼ばれる。

全長は3mほどであることが多いが、最大では

11m、体重272kgに達した個体が報告されてお

り、現生する硬骨魚類の中では現在のところ世

界最長の種である。

鱗・歯・鰾をもたない

出典:https://ja.wikipedia.org

こんな姿をしています。

日本では人魚のモデルになったのではないかと

いわれているようです。

コペンハーゲンの人魚像とはえらい違いですな。

人魚は人形でも半魚どん的な顔つき。

 

よく言えば神秘的、悪く言えば薄気味悪い姿

をしていたり、たまに見つかると化け物みた

いな大きさだったりするので、余計に悪いこと

の前触れのように思われるのではないでしょうか。

 

日本のウィキペディアでは歯もなくプランク

トンやオキアミなどの甲殻類を食べていると

書かれているので、見かけのわりに温厚なの

かと思ったら、中国語百度では、

「獰猛で同類を攻撃することもあり、イカ

エビ、カニなどの甲殻類を食用とする。

鋭利な歯は持たないがアゴの力は強靭で

獲物が自分の攻撃範囲に来るまでは身を

潜めていて射程距離に入ると飛びかかって

かみつく」

とあります。

うん、そんな印象だよ。

 

日本近海では普通ではないものの、極端に稀と

いうわけでもなく、相当数の目撃記録がある。

出典:https://ja.wikipedia.org

だそうですよ。

さらに、

地震をはじめとする天変地異と関連付けられ

ることもあるが、魚類学者の本間義治によれ

ば憶測にすぎない。

出典:https://ja.wikipedia.org

なーんだ、やっぱり?

と思いますが、学者だからこそ「非科学的だ」

と決めつけているのかもしれません。

実際、過去に捕獲された時に地震が起きている

のでしょうか。

 

2015年:リュウグウノツカイ捕獲例

  • 2015年3月8日、長崎市の海で定置網に生きたまま網に掛かった。
  • 2015年11月3日、午後2時半ごろ富山湾で捕獲。
  • 2015年7月30日、美浜町日向と丹生の定置網に1匹ずつ生きたまま入網。
  • 2015年12月7日、福井県小浜市宇久漁港沖の定置網に生きたままかかっているのを7日早朝、漁師が発見。
  • 2015年12月22日、石川県の能登半島で、定置網に生きたままの状態で見つかり、近くの水族館に運ばれた。

 

ざっくり調べただけで5件もありました。

まあ、イワシほどありきたりな魚でないのは

確かでしょうが、ネッシーほど「幻」という

わけでもなさそうな。

 

そして、この前後に地震があったかどうかと

いうと、島国日本では毎日どこかで気づかな

いほどの地震は起こっていますから、「ない」

とは言い切れませんが、被害がニュースに

なるような大きな地震は起きていませんね。

やはり迷信のようです。

 

実は食べるとうまいらしい!

 

途端にただの魚という気がしてしまいますが

実は、なかなか珍味のようです。

 

2014年1月に兵庫県豊岡市に漂着した個体

では、市内の環境省の学習施設の職員らが

解剖調査を行った後に調理して試食しており、

身に臭みや癖がないことや、食感が鶏卵の

白身のようであること、内臓の部位によって

は味が濃厚であることなどを報告している。

出典:https://ja.wikipedia.org

刺身で食べたらエビのようにぷりぷりして

甘いんだそうで、これはいっぺん食べて

みたいですね。

 

富山湾あたりでは冬季には結構網にかかる

ようで「おいらん」と呼ばれているそうな。

銀色の体に赤いひらひらがついている派手な

外見からくるんでしょうね。

珍しいとは言うものの天然記念物や保護種と

いうわけではないので、漁師の皆さんは、

きっと食べてるんだろうなぁ。

 

そんなこんなで、地震の前兆というよりは

めったにない御馳走というべきリュウグウ

ノツカイでありました。

チャンチャン!

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