木俣肇医師が「キスはアレルギーの特効薬」で医学賞受賞!

      2016/02/14

この記事の所要時間: 527

日本人医師・木俣肇氏がイグ・ノーベル賞の

医学賞を受賞しました。

 

イグ・ノーベル賞」は

「人々を笑わせ、そして

考えさせてくれる研究」

に対して与えられる賞です。

 

木俣医師が受賞した研究成果は

「キスがアレルギーを緩和する」

というもの。

なるほど、これはなかなか

ヒューマニスティックで興味深い研究成果ですね。

 

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どんな実験を行ったのか?

 

欧米人にとっては挨拶代わりの行為のキス。

でも日本人にとっては、家族だからといって

気軽にすることはない特別な行為です。

 

これでアレルギー症状が緩和されることを

確かめるには臨床実験が必要なはず。

 

いったいどんな実験を行ったのか

興味ありますよね。

こちらが実験成果を発表し

受賞した木俣肇先生。

kimata

優しそうな先生です。

木俣医師はアレルギー性鼻炎や

アトピー性皮膚炎の患者60人

(女32人、男28人)に協力を求め、

それぞれの配偶者や恋人と個室で

キスをしてもらい、アレルギー反応が

実際に低減することを確認。

 

検査でもキスの後はアレルギー反応を

引き起こす原因となる抗体の産生や

特定のタンパク質の血中レベルが低下し

症状が弱まったとのこと。

 

患者の自覚、検査結果共にアレルギーの

緩和が立証されました。

 

同じように個室で2人で過ごしても、

ただ抱き合うだけではアレルギー緩和の

症状は見られなかったということです。

 

木俣医師は論文で

「キスが精神的ストレスを緩和し

アレルギー反応の低減につながった」

という可能性を指摘しています。

ということはジョニー・デップにキスされた

ジミー・キンメルもアレルギーが緩和されたかも。

彼がアレルギーを持っていたらですが。

 

でも、何でこんな実験をしようと思ったのか、

そこが聞きたいですね。

木俣先生は自分の体験から

何か実感があったんでしょうか。

 

あったとしても、それを実験しちゃうところが

すばらしいです。

学者の探究心ですね。

 

こんなユニークな研究をしていますが

木俣先生はトンデモ学者ではなく

大阪府寝屋川市でアレルギー専門の

木俣肇クリニックで院長を務めておられる

ちゃんとした医師なんですよ。

 

受賞したイグ・ノーベル賞ってどんな賞?

 

「イグ・ノーベル賞」は権威ある

「ノーベル賞」のパロディのような賞で

「イグ・ノーベル」の「イグ」は

否定を表す接頭辞として使われ

英語のignoble /ɪɡˈnoʊbəl/

(恥ずべき、不名誉な、不誠実な)に

かけた造語です。

 

アカデミー賞に対するラジー賞

(ゴールデンラズベリー賞)や

台湾の映画賞・金馬賞に対する

金蝦賞のようなものでしょうか。

 

でも内容としては

ダメな研究を選ぶわけではなく

学術的な価値以上に楽しさや

生活に潤いを与えるような研究が

選ばれているようです。

 

受賞者選出の観点は

「人々を笑わせ、そして

考えさせてくれる研究」かどうかですが、

皮肉や風刺で賞が授与されることもあるそう。

 

たとえば「水爆の父」エドワード・テラーは

「平和の意味を変えることに、

生涯にわたって努力した」として、

1991年にこの賞を受賞しています。

 

1991年に創設されたこの賞。

日本人は木俣医師を入れると

連続9年受賞しています。

 

昨年は北里大学の研究グループ

「人間が床に置かれたバナナの皮を

踏んでしまった際の、バナナの皮と

靴の間の摩擦、およびバナナの皮と床の間の

摩擦の大きさを計測したこと」

に対してこの賞が授与されています。

なるほど、「なぜアクビは人うつるのか」

とか研究したら受賞間違いなしですね。

 

と思ったら、すでにイタリア・ピサ大学で

研究されていました。

アクビは「行動伝染現象」の1つで

親しい中ほどうつりやすいんですって。

 

キスしない理由がない!みんなもっとキスしよう!

 

今回の木俣肇氏の受賞は皮肉ではなく

草の根的ではありますが、人間的な

見地から見てもすばらしい研究であることを

称えられたものと思われます。

 

受賞のメッセージとして木俣氏は

「人間本来の自然治癒力とも言うべき

豊かな感情を大いに利用し、

アレルギー反応を弱めてほしいと

切に願っている」

と語っています。

 

抱き合うだけでもかなり

リラックスできると思いますが

キスしないと効果はないというところも

なかなか興味深いですね。

 

恋人がつらい時悲しんでいる時には

抱き締めるだけでなく、

優しくキスしてあげましょう。

 

そして、日常的にも

もっともっとキスしましょう!

 

気持ちよくなってアレルギーも軽くなる。

しない理由がありませんよね。

 

キスする相手がいない方は……。

 

木俣先生に今度は恋人が見つかる方法を

研究してほしいですね。

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