中国では豚肉もお直しで牛肉に!食品も整形ブーム?その手口とは!?

      2016/05/30

この記事の所要時間: 49

中国の食品偽造は今に始まったことではない

んですが、またまた手の込んだというか、

「そこまでする?」とあきれるやり口が登場

しました。

 

これまでにも肉を水につけて重さを増やす。

古い肉を色素や香辛料などでごまかす。

などの案件は多く伝えられてきましたが

今回はもう少し特殊技術と言えそうですよ。

その手口をちょっくら見てみましょう。

 

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逮捕までのいきさつ

 

昨年6月、明光市の警察は同市の「潘村鎮の

農産物市場で豚肉を牛肉と偽って売っている」

という市民の通報を受けて捜査を開始。

しかし、偽造は業者の家庭内で行われている

らしく捜査は難航。

10月28日になってやって華という姓の業者

を突き止め、自宅でニセ牛肉を押収しました。

 

現場の冷凍庫には偽造した牛の足7本。

偽造ホルモン、偽造牛肉、および偽造加工に

使われるカルミン酸、安息香酸ナトリウム、

ゼラチン、工業塩、硝酸塩、ビーフエキスなど。

 

あきれた偽造の手口は?

 

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普通なら見た目で判断できる牛肉と豚肉の

違いを業者は分からなくした。

どうやって豚肉を牛肉に変身させた

のでしょうか?

 

華容疑者夫婦の供述によると、彼らは近隣の

村で廃棄予定の種付け用豚や年を取った母豚

などを原料として安く買い入れていました。

 

種付け用の豚は体格も大きく脚が長い。

肉色も赤いために、より牛肉に偽造しやすい

のだそうです。

  • まず種付け用豚をさばき、骨と豚足、ばら肉
    を取り除く。
  • 豚肉は色素やビーフエキスなどを使って
    見た目も味も牛に近く加工する。
  • その後、豚肉を牛の脚に糸で縫いつける。
  • さらにその上に牛の皮をかぶせて縫合すれば
    加工前の牛脚の出来上がり。

出来上がりを見ただけでは牛肉としか、

思えないそうで、警察もそれまでに何度も

変装して華の家を訪れて肉を見ていたものの

真相を見抜くことができませんでした。

 

華容疑者の妻はもともとお針子をしていた

ようで、技術を生かしての犯罪というわけ。

笑える!

 

自ら編み出した偽造術

 

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中国市場での牛肉価格は一般に500グラム

30元余り、約600円程度というところ。

容疑者は原料の豚肉を500グラム6元

(約120円)で手に入れていますから

かなりの暴利であります。

まあ、人件費はかかっているわけですよ。

そして技術力(?)も。

しかし、ウソ言っちゃいけませんやね。

 

 

華容疑者によると、偽造の技術は、

「たまたま、小耳にはさんだ手法を長い間

試行錯誤を繰り返して研究し、ついに

編み出した」

と語っているそうです。

なんじゃそりゃ!

なんで、この情熱をもっと別の方向に

向けられないのか。

牛肉ほどは稼げなくても「おいしい味付け豚肉」

とか、犯罪にならずに廃棄用豚肉よりは

稼げる道はあると思うんですが。

 

容疑者は昨年1月より偽造肉の販売を始め

これまでに9万元(約180万円)を不正に

稼いでいたと見られています。

昔、中国では牛肉が豚肉より安い時期も

あったんですよね。

日本の牛肉を想像して食べると、まるで

別物で、バサバサしていて、固くて、

ちょっと臭くて、旨味がない。

中国は羊肉と豚肉は抜群においしいけど

牛肉はマズイという印象でした。

 

最近では経済の発展にともなって食生活も

豊かになり、おいしい物にどん欲な中国

ですから、日本のような霜降り肉もあるし

肉の熟成処理にもこだわっているようです。

 

しかし、偽造にここまで情熱をかけるとは…

なんつうか、すごい。

聊斎志異とか古典に出て来そうなエピソード

ですよね。

夫唱婦随で偽造肉製作かあ。

 

昨今、芸能人一般人を問わず、美容整形が

大人気の中国ですが、お直しで世間を

ごまかして商品価値を高めようする風潮は

食品産業にまで及んじゃってるんですね。

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