長崎真砂弓:西表島のターザンとは!無人島に居住は違法?家族は今?

      2016/02/13

この記事の所要時間: 619

長崎真砂弓さんというおじさんをご存じ

でしょうか。

裸のおじさん」とも「西表のターザン」とも

呼ばれれてきた長崎さんは人の社会を離れ

西表島の西2キロにある外離島

(そとばなりじま)にたった1人で

20年以上暮らしていました。

 

これまでに日本のテレビはもちろん、海外

メディアからも注目され取り上げられて

きたのでご存じの方も多いでしょう。

 

電気も通っていない島での生活は厳しい

ながら、何よりも平和であることが長崎さん

が安住の地に選んだ理由だったようです。

 

ところが昨年「めちゃ×2イケてるッ!」に

とりあげられたことで島への観光客が増え

島の所有者から追い出されてしまった。

さらにその後、移り住んだ「モクタンの浜」

からも立ち退きを迫られているそうです。

 

人とは違った人生を送る長崎さんについて

調べてみました。

 

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人間不信から世を捨てて

nagasaki_masami画像出典:http://like-japan.cn

かつてはカメラマン、高級クラブのボーイ、

居酒屋、喫茶店などと職を転々としながら

全国を渡り歩いていた長崎さん。

 

40歳の時、20歳年下の女性と結婚して

2人の子供をもうけたものの、人から

裏切られた経験から人間不信を払拭できず

50歳の時に妻子を捨てて出奔。

 

「自然には従うが人間には従わない」

をポリシーとして無人島での生活を始めました。

 

「人間にとって死に場所を見つけることが

一番大事」

という長崎さんにとって外離島は天命を

全うするにふさわしい場所と感じられたようです。

 

無人島での暮らしは?

 

電気もガスもない島での生活。

食料は海や野山から調達し飲み水は雨水を

ため、漂流物を集めて作ったテントに

暮らしています。

 

また頭にタオルを巻いただけの素っ裸で

生活することも長崎さんのポリシー。

寒さや虫に刺されるなどの不自由は

あるものの自然の中では服を着ることの

ほうが、恥ずかしく感じられるんだそうです。

数年生活するうちに、カラスと意思の疎通が

できるようになったそうです。

カラスは長崎さんにとって友人であり

共同生活者でもあったんですね。

 

ただ、完全に世俗と隔絶した生活という

わけではなくラジオで世の中の情勢は把握

しています。

 

月に2回は西表島に買い出しに

nagasaki_masami1画像出典:http://like-japan.cn

無人島で半自給自足の送る長崎さんですが

月に2回は西表島へ買い出しに出かけ、

コーヒーや電池など、自給できない最低限の

物資を仕入れに行きます。

 

そのための資金は長崎にいるお姉さんが毎月

1万円ずつ仕送りしてくれるんだそうです。

 

無人島に住むのは違法なの?

 

さて外離島を追い出されたという長崎さん。

「外離島でヤギ牧場をやるとか、シイタケ畑

をやるから」

という理由で出て行ってくれと言われた

とのこと。

 

無人島の多くは個人にしても国家にしても

所有者があります。

 

他人の敷地内に勝手に住んでいるわけです

から、いくら無人島といっても実際には

違法行為。

長崎さんとしては弱い立場です。

 

また移り住んだ西表島は外離島とは違って

ホテルもある観光が重要な産業の土地。

長崎さんに会うことが目当ての観光客も

いるものの、裸で生活していることや

長崎さんの崇拝者のような若者が一緒に

裸になったりすることに対しては地元の

人も微妙な思いでしょう。

 

またモクタンの浜は国有林で地元の森林組合

としては数日のキャンプならいざ知らず

長期的な滞在は注意せざるを得ないし、

さらに住み続けるなら退去命令を出さざるを

得ない。

 

森林組合の人も個人的には気の毒に思って

いるようですが、致し方ないわけです。

長崎さんも強硬に居住の正当性を主張して

いるわけではなく、

「分かりました。

他に場所がないか検討します」

と答えているそうですが、行く場所は

あるのでしょうか。

 

長崎さんの家族はどこに?

 

長崎にいるお姉さんから仕送りをもらって

いるということですが、長崎さん自身が78歳

という高齢ですから、お姉さんの仕送りも

今後いつまで続くかは心もとないところです。

 

半自給自足の生活ができるほど健康な状態

なので、自分で働いて住む場所や日々の糧を

得ることは可能だと思うんですよね。

 

ただ、長崎さん自身はそれを望んでいない

わけですよね。

だから20年以上裸で暮らしてきた。

 

捨ててきた妻子がいるはずですが、彼らは

どこにいるのでしょうか。

これだけ有名になっているので家族もきっと

島で暮らす長崎さんの存在を知っているはず

だとは思います。

 

何らかの形で家族が支援できれば一番だと

思うんですが、これも双方がよしとするか

どうかにかかっているので難しいでしょう。

 

いかに天命を全うするか?

 

安住の地、天命を全うする地を見つけたと

語っていた長崎さんですが、理想はやはり

理想でしかないということでしょうか。

世俗から離れることを選んで数十年。

今になって世俗的な問題に直面せざるを

得なくなっているのは皮肉なことです。

 

「めちゃイケ」の取材が来なければ…

という声もあるようですが、本来こういう

可能性を内在していたわけですから、

テレビばかりの責任とも言えないでしょう。

 

世俗を離れることにはそれなりの勇気も必要

だったでしょう。

便利さや人の温もりよりも心の平和を求めて

孤独で厳しい生活を選んだ姿は多くの人に

とって一種理想というか英雄的な存在でも

あったと思います。

しかし、責任や義務で成り立っている

現代社会に生まれたからはやはりそういう

生活は理想でしかなかったということでしょうか。

 

人情としてはこのまま自然の中での生活を

まっとうさせてあげたいと思います。

しかし、何らかの形で社会と妥協せざるを

得ない状況に立たされているとも思えますね。

 

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