メトホルミンで寿命が延びガンも治る?夢の薬の実用化はいつ?

      2016/02/14

この記事の所要時間: 426

120歳まで寿命を延ばすアンチエイジング薬

があるんだそうです。

その名はメトホルミン。

 

ついに寿命を延ばす薬が開発されるような

時代になったんだ!

と思いましたが、メトホルミン自体は

1959年にフランスで承認されて以来

世界各国、もちろん日本でも使われてきた

薬なんだとか。

ただし糖尿病の薬としてです。

 

今回はアンチエイジングの薬として

アメリカで臨床実験が始まる段階だ

そうなんです。

 

どんな薬なのか、ちょっと調べてみました。

 

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メトホルミンとは?

 

現在では糖尿病の薬として投薬されています。

 

肝臓はブドウ糖を糖新生やグリコーゲン

分解し、エネルギーとして全身に供給

しています。

通常はインスリンによって糖新生は抑制され

適切に働くようになっているのですが、

糖尿病にかかると空腹時の糖新生機能を

抑えるインスリンが不足するため、糖新生

の機能が過剰になり、空腹時高血糖をひき

起こします。

 

メトホルミンの主な作用はこの糖新生を

抑制すること。

肝臓における糖新生を抑制し、筋肉など末梢

での糖利用を促進、腸管からのグルコース

吸収を抑制することで、血糖降下作用を示す

んだそうです。

よく分かりませんが。

 

  • 糖新生抑制作用によって肝細胞に
    おける糖代謝を改善。
  • 中性脂肪やコレステロールの合成を
    抑制し、脂肪肝や血中の脂質レベルを改善。
  • インスリン受容体に対する負の制御を
    解除し、インスリン抵抗性を改善。

などによって糖尿病の症状を改善する薬の

ようです。

 

なぜ寿命が延びると分かったの?

 

なぜ糖尿病の薬に寿命が延びる作用が

あることが分かったのでしょう?

 

糖尿病患者の寿命は一般の平均寿命よりも

8年短い。

しかしメトホルミンを投与している患者の

寿命は非糖尿病患者よりも生存率が高い

のだそうです。

 

本来短い低いはずの糖尿病患者の生存率が

通常より高くなっている。

メトホルミンではない薬を投与している

糖尿病患者にはこの特徴は見られない。

その原因はメトホルミンではないかと

気づいたわけです。

 

ガンにも効果がある!?

 

しかもこのメトホルミン、寿命が伸びる

だけでなく、ガンを抑制する作用もあると

言われています。

 

一般に糖尿病は発がんリスクを高めることが

確認されていて、非糖尿病患者より11%も

ガンの発生率が高いのだそうです。

糖尿病発想の前には数年間高インスリリン症

が見られるそうですが、この高インスリン期、

過剰なインスリン自体にガン細胞の増殖を

促進する作用がある。

糖尿病患者が発ガン率が高いのはそのためと

考えられます。

 

しかし、それにもかかわらずメトホルミンを

投与している糖尿病患者はガンにかかる率が

低いのだそうです。

メトホルミンがガンの増殖や転移、悪性度に

関わる遺伝子タンパクの働きを抑えると考え

られています。

 

この他、認知症リスクを軽減する可能性も

指摘されているそうですから、まさに夢の

ような薬じゃないですか!

しかも、メトホルミンは副作用が少なく

薬価も安いとか。

最高っすね。

 

夢の薬の実用化はいつ?

 

すでに動物実験を重ねて成果を上げている

ため、アメリカ食品医薬局が人間での臨床

実験を許可。

実験は来年から始まる予定です。

 

現在はすでに動物実験を重ねて成果を上げて

いるため、アメリカ食品医薬局が人間での

臨床実験を許可。

実験は来年から始まる予定です。

 

現在は70~80歳で、ガン、心臓病、認知症

を患っている3000人のテスターを募集中。

5年から7年かけてデータを取るそうなので

数年で実用化というわけには、いかないで

しょうね。

 

またアメリカで実用化されても日本の厚生

労働省ですぐに認可されない可能性もあり

ます。

それでも10数年のうちにはその恩恵に

あずかれそうじゃないですか?

うーん、私がヨボヨボになる前には

間に合いそう!

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