なぜベルギーはテロリストの温床となった?難民受け入れのリスクは?

      2016/03/23

この記事の所要時間: 610

画像出典:google map

パリ同時多発テロ事件でベルギー――

特にモーレンベークに注目が集まっています。

 

今回の事件の首謀者と見られているモロッコ

からのベルギー移民アブドルハミド・アバウ

容疑者、また実行犯の中の主犯格サラ・ア

ブデスラム、バタクラン劇場近くのカフェで

自爆したブラヒム・アブデスラム両容疑者。

彼らは皆、モーレンベークの出身です。

 

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テロリストの多くがベルギー出身

 

パリ同時テロ事件の容疑者はベルギー人や

ベルギーから来た人物が多く、メディアは

ベルギーを「テロリストの温床」と報じています。

 

これまでパリ襲撃の実行犯の2人は犯行前

ブリュッセルのモーレンベークに住んでいて

別の1人はブリュッセル出身でした。

 

モーレンベークはイスラム教徒が多く住み、

ほとんどが北アフリカから来た移民や移民

2世・3世で過激な空気があるとのこと。

街の人口の9万人のうち8~9割がイスラム

教徒で、4割の若者は職がない状況。

 

今年1月、ベルギー警察当局はブリュッセル

東部のベルビエでテロリスト集団を発見した

際には、リーダーのアバウド容疑者を含む

メンバーはすべてモーレンベークの出身でした。

 

今年8月、モロッコ人のアイユーブ・ハッザ

ーニがパリ発アムステルダム行きの列車で

襲撃を行う前にもモーレンベークに住んで

いて、彼はパリ同時多発テロの首謀者と

言われるアブドラハミド・アバウド容疑者

と接触があったとも言われています。

 

なぜベルギーはテロリストの温床なのか

 

モーレンベークは特にイスラム教徒が集中

していますが、ベルギーは人口の25%

新生児の50%がイスラム教徒と、イスラム系

住民が非常に多い国です。

 

非情に治安が悪く警察も満員でオランダの

刑務所を借りるほど。

警察官もイスラムの若者が起こす犯罪に

深入りしないよう上司から指示が出ている

そうで、深刻な犯罪も調書だけとって、

すぐに釈放されることも多いようです。

 

こういう現状があるならベルギー内では

テロ行動の準備も容易にできるでしょう、

フランス、ドイツ、オランダに挟まれた

地の利を見ても、出たり入ったりしながら

ヨーロッパ各国で情報を集めたり武器を

調達したりするにも都合がいいと考えられます。

 

ベルギーはすでにヨーロッパのイスラム国家

となりつつあるのです。

 

移民に対する差別

 

ベルギーに限ったことではありませんが、

やはりイスラム移民に対する差別は存在する

ようです。

日常的な偏見による差別はもちろん、就職も

難しいので仕事もいわゆる3K労働がメイン。

収入も少ないとなれば不満が募るのは当然

でしょう。

 

移民に対する差別や偏見が彼らを犯罪に

走らせるという考え方も否定はできません。

 

言葉、習慣、文化、宗教などの違いから

国家に融けこめない移民たちが、小さな

国家のような民族のコミュニティを形成する

のは自然な流れです。

 

移民先国家に対する不満や反感を抱く者が

寄り集まっているコミュニティを反動勢力の

拠点とすることは造作もないことだと思います。

 

移民を受け入れる国はすべて同じ問題を抱える

 

しかし、イスラム難民による国家のイスラム

化はベルギーだけの問題ではありません。

移民を受け入れている国はどこも同じ道を

歩みつつあります。

 

どの国でも少子化が進む中でイスラム系

移民の出生率はケタ外れに高い

そのため、ひとたび移民を受け入れた途端に

自国民は少子化によって高齢化に向かう中

移民たちの若い世代がバンバン増え続け

やがて自国民を凌駕するという筋書きが

始まってしまうわけです。

 

これはヨーロッパだけの問題ではありません。

人道的には当然受け入れを始め、何らかの

支援をするべきです。

しかし、国家として受け入れる以前に、

特定の法規や言語・習慣の教育体制などを

整える必要があるでしょう。

 

移民が宗教を超えて移民先の国の法を守る

という保証なしに受け入れをすることは

まさにひさしを貸して母屋を取られることに

なりかねません。

2010年、フランスがイスラム教徒女性の

ベール着用を禁止した際にはずいぶん理不尽

だと思いました。

 

宗教を土壌とした服装習慣を禁止することは

一種の宗教弾圧と言えなくもありません。

 

私もこのニュースを聞いた時には

「ファッションの国フランスが女性の

服装にとやかく言うなんて、どゆこと?」

なんて単純なことも考えたのですが

国内で生活するからには国法に従わせる

宗教を理由に例外を作らないという

姿勢をフランスがとるのも今となっては

理解できます。

 

イスラム移民に対する差別が反感や疎外感、

異国で暮らすことの不満を募らせ、帰属意識

を求めてISの主義主張に民族の誇りを見出す。

というような構造はもちろんあるでしょう。

 

だからこそ受け入れ前に彼らを敵とせずに

済むような環境を整える必要があるのです。

 

ちなみに大富豪ナギーブ・サウィリス氏の

「難民のために島を買う」という話は

どうなったのでしょうか。

「単なる施しではなく彼らが自活できる環境を

整えて難民の手で彼らの国を作らせる」

という発想はすばらしいと思ったのですが。

すでに日本も標的宣告されています。

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