中国の新ステルス技術はF-35以上? 動的周波数選択表面(AFSS)って何?

      2016/04/22

j20
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画像出典:http://www.wallpaperup.com

中国では現在ステルス戦闘機「J-20

(殲−20)を開発中です。

米誌「ナショナル・インタレスト」などは

「自衛隊のF−15Jに勝る」と見ている

ようです。

 

F−15Jは1981年に配備されています。

J-20は2018年頃に配備予定ですから

 

そりゃ性能が勝って当然かと。

 

中国自身は「F-22に勝る!」と豪語して

いますが、J-20のステルス技術は

F-22と同様の原理を応用していると

思われるのでせいぜい同等、勝ることは、

まずあり得ないんじゃないのと思うところです。

 

しかしですね、なんでも中国が戦闘機の

ステルス性をより高める次世代の新素材を

開発したというんです。

この素材を応用すればロッキード社が

開発して運用間近のF-35を上回る

ステルス機が誕生する――

かもしれないという見方もあるそうで。

 

マジですか!?

いったいどんな素材なんでしょうか。

ちょっと気になりますね。

 

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従来のステルス機以上のステルス性が実現可能

 

11月10日、米物理雑誌に発表された中国の

華中科技大学の論文が今回の報道の発端です。

 

今回、論文で発表されたのは

「動的周波数選択表面」(AFSS)によって

極超短波(UHF)帯のレーダーを吸収する技術。

 

この技術を応用した素材で戦闘機を覆うと

敵のレーダー走査の周波数によって戦闘機

自体のレーダー波吸収率を調節できるため

反射する戦闘機表面の面積を大幅に削減し、

戦闘機を鳥程度の小さな物体と認識させる

ことが可能だそうです。

 

ごく薄い素材として機体全体を覆うことが

できるために、これまでの電波吸収塗料

タイプのステルス技術の課題だった

対象周波数の精度が保てない点や

厚く塗装しなければならないために

はがれやすい点なども克服できます。

 

この素材の開発によって一定周波数の電波

しか吸収できない、これまでの電波吸収塗料

タイプのステルス技術は時代遅れになるかも

しれないわけです。

 

論文によるとすでに2011年頃にはテストが

行われていたようですでに実用化は目前。

それで研究成果の公開に至ったのだろうと

見られています。

 

どうする日本!?

 

しかし、日本も負けてはいません。

現在ステルス機の探知により力を発揮する

マイモレーダーを開発中です。

 

ステルス機は機体の反射率を変えることで

走査のレーダー波の反射波をあらぬ方向に

飛ばし受信機が受け取る電波を削減します。

 

これまでのレーダーではあらぬ方向に飛んだ

電波をキャッチすることができないために

受信機が受信しうるわずかな電波で戦闘機も

ごく小さな物体としか認識できなかった。

 

しかしマイモレーダーでは送信機と受信機で

双方に複数のアンテナを使用し、複数方向

からレーダー波を出してステルス機をより

はっきり映し出すことが可能なんだとか。

 

様々な角度からレーダー波を出すことで

あらぬ方向に飛ばした電波も拾うことが

可能だという原理のようです。

 

うーん、日本のマイモ技術と中国のAFSS

どっちが優れているのか?

まさに技術合戦です。

 

F-35はオワコンなのか?

 

防衛庁ではこの次世代レーダー開発と同時に

ステルス戦闘機の導入も進めているらしいです。

 

米ロッキード社のF-22の廉価版F-35を42機

導入予定。

1機あたりの価格は102億円もするんですと!

日本向けの1号機「AX-1」は6月から生産が

始まっていて来年年度末に4機が引き渡される

予定だそうです。

 

中国の言うとおりならこのF-35もすでに

中国の敵ではないというわけなんですが…。

さてさて、どうなのでしょう。

血で血を洗い、技術で技術を叩く――

時代はまさにあっちもこっちも戦場と

化していますね。

どこもかしこも緊張状態でまったく疲れます。

 

中国も軍備への情熱はものすごいですが

ステルス機作るより先に、いい便器や

書きやすいボールペン作ったらいいのに。

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