ユンディ・リ演奏ミス:中国人評論家の声!超辛辣な言葉に読めば涙目

      2016/02/13

この記事の所要時間: 67

画像出典:http://www.weibo.com/liyundi

ソウルでのユンディ・リの演奏ミスは

かなりの波紋を呼んでいます。

当日演奏していたヴァイオリニストから

「彼は指揮者を責めるような姿勢を

見せていないし、演奏会全体のレベルは

批難されるようなものではない」

との証言があっても、ネット上では

「今回だけが問題じゃない!」

とばかりに批判の声がくすぶっています。

 

中国のネット上で許淥洋氏という評論家の

かなり辛辣な批評を見つけました。

確かにそうだと思う部分が多いのですが

これまでユンディに批判的な感情を

持っていた私でさえ自分がこれを

言われたらと思うと涙目になります。

皆さまはどう思われるでしょうか。

 

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許淥洋氏の批評

 

今回の彼の演奏に関して、自分はこれ以上

言うつもりはないが、ただ彼の姿勢を

「集中していない、練習が足りない」

という人たちとは違って、ユンディ・リの

本当の泣き所は仕事に対する姿勢ではない

とずっと考えてきた。

逆に彼の芸術的な道を制約するのは

持って生まれた才能の限界だと思う。

率直に言えば、テクニックにおいても音楽の

才能にしても、彼とラン・ラン(郎朗)や

ユジャ・ワン(王羽佳)の差が誰の目にも

明らかなのは言うまでもない。

 

もちろん、ショパンコンクールで優勝した

ピアニストならば誰でも一定の才能は

持っている。

こうした天賦の才能の上に焦点を定めた

訓練を重ねれば、コンクールで名声を博す、

あるいは演奏家として何らかの成果を

残すことは可能だが、それだけでは傑出した

ピアニストになるには足りない。

 

このことはユンディ本人がよく分かっている

と思う。

狭き門で競争の激烈なクラシック界で

生き残りを図るよりも一歩退いて

広い世界に出たほうが楽なのだ。

それで彼はクラシックのピアニストとしての

イメージから次第に遠ざかり、ピアノ芸人、

芸能人としての影が付きまとうようになった。

 

そこに透けて見える抜け目ない損得勘定や

正確な立ち位置の見定め、見栄えのいい

売り方が、彼を頻繁にバラエティに露出する、

数少ないクラシック奏者たらしめた。

それもいいだろう。

『ハウスオブカード』第1話でアンドリュー・

デイヴィスは自分が総統のボスに選ばれた

ことをこう自嘲している。

「私は彼を好きか? いいや。

私は彼を信用しているか?

それは重要じゃない。

だが7000万票を獲得できる政治家なら

誰でも、彼が象徴する意義はすでに

彼自身を超えている」

同じロジックが彼にもあてはめられると

私は思う。

「私は彼が好きか?いいや。

彼のピアノはうまいか?

それは重要じゃない。

SNSで1800万のフォロワーを抱える芸能人

その意義はすでにクラシックの演奏家の

概念を超えている」と。

 

ピアニストなら誰でもアンジェラベイビーと

ホアン・シャオミンの結婚式という華やかな

場に立てるわけじゃないし、動画サイトの

新企画発表会で業界の大御所と談笑できる

とも限らない。

芸能界で頑張ったからといってクラシック界

でのユンディ・リの持ち場がさほど減るわけ

でもない。

一流の楽団からのオファーが来なくなり、

評論家やクラシックファンの心理に落とす

影の面積が広くなる以外は、ヨーロッパの

老舗レコード会社は変わらず専属契約を

結んでくれるし、国内で最も盛大な

国家大劇院ホールと北京国際音楽祭の

クラシックのステージでは変わらず彼の

演奏を聴くことができるだろう。

 

最小の代価で最大の成果を得る。

彼がショパンの憂いを表現できなくても

「人生の勝ち組み」という名の曲を弾く

資格は十分にあるのだ。

 

しかし、芸能界は本当に彼にとって最上の

落ち着くべき場所なのだろうか。

いや、そうとは限らない。

ユンディ・リの演技や歌のレベルは未知数だ。

しかし、あまり正確ではない標準語の発音や

滑舌がいいとは言えない話し方、こわばった

表情など、これらの要素は彼が芸能界進出し

大いに活躍するには妨げとなるだろう。

クラシックピアノの世界と同じ目に遭う。

 

結局、我々はこの多元的な時代に生きている。

ユンディの身分を「ピアノの芸術家」の枠に

制限しないとすれば、彼には学ぶべき

ところもある。

実利重視、臨機応変、華麗なる転身……

 

映画『アメリカン・ハッスル』のラストで

クリスチャン・ベールは意味深長に言う、

「生き残る芸術には限界がない」と。

ユンディ・リもこれでピアノ芸術の殿堂には

別れを告げるかもしれないが、生き残る

芸術家としては彼の居場所もあるはずだ。

 

雨風も虹も自分を鍛え磨くもの!

 

容赦ない攻撃です。

才能や姿勢はもちろん、彼の生き方自体を

全否定という感じ。

ここ数日の批難ごうごうのあとで、

これを読んだら、かなりきついですね。

 

また明日6日には彼が出演したバラエティ、

日本の『run for money 逃走中』の中国版

『全員加速中』の放送が始まります。

ユンディは第1回に出演するので、これが

また批判の追い風になるかもしれません。

 

しかし、3日の夜ユンディは自身のSNSで

以下のようにコメントしています。

芸術の道の上では雨風も虹も、批評も拍手も

すべて私を鍛えてくれるものだ。

自己と音楽への信念を失うことなく

すべての皆さんに感謝したい。

ま、こうなっちゃった以上黙って

受け止めるしか仕方がないですよね。

彼がそれらをどう受け止めたかは

今後の彼自身が示していくしかありませんから。

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