マジンドールは痩せ薬?個人輸入や通販は可能?副作用や危険性は?

      2016/03/09

この記事の所要時間: 338

不正販売のニュースでマジンドール

(サレノックス)が話題になっています。

この薬は食欲を抑制することで痩せる効果が

得られるため肥満患者に処方されているようです。

 

やせ薬と聞けば事件以上に、この薬自体に

興味を持つ人も多いのではないでしょうか。

いったいどんな薬なのか調べてみました。

 

スポンサーリンク

マジンドール(サレノックス)とは?

 

一般に「痩せ薬」と呼ばれるマジンドール

どういう働きをするかというと

食欲中枢への直接作用と脳内での

アドレナリン、ドパミン、セロトニンの

神経細胞による再取り込み抑制という

2種類の機序により、消費エネルギー促進と

ともに食欲を抑制する交感神経作用アミン

だそうです。

脂肪燃焼と食欲抑制の2つの効果が

あるということですね。

 

しかし習慣性医薬品に指定され覚せい剤と

同じような依存性を持つため、

医師の処方が必要な薬です。

食事療法や運動療法を実施しても

効果のなかった重度の肥満患者――

肥満度が+70%以上又はBMIが35以上の

高度肥満症患者のみに処方されています。

 

あくまで食事・運動療法の補助療法として

医師の判断の下で使われているようですね。

 

マジンドールの副作用は?

 

習慣性医薬品で劇薬指定だけあって

けっこう重篤な副作用が存在するようです。

 

口の渇き、悪心、嘔吐、便秘、睡眠障害、

胃部不快感など通常の薬にありがちな副作用

と共に、精神に作用する薬のため神経過敏

抑うつ、精神障害、幻覚、知覚異常、不安、

痙攣なども起こり得ます。

 

しかし、それ以上に深刻なのは依存性

動物実験においては自己接種による摂取頻度の

増加が確認され精神依存が確認されています。

またイヌに22カ月間長期投与した際には

幻覚異常行動が見られています。

 

長期投与すればなしではいられなくなり、また

耐性がついてより多くの投与を求めるように

なる可能性が大きい薬物です。

 

また肺高血圧症によって呼吸困難、胸痛、

失神などの症状も確認されています。

なるほど、素人が自己判断で使うのは

危なそうです。

個人輸入や通販は可能?

 

結論から言うと個人輸入も通販も不可能です。

たとえネット上に通販をうたったサイトや

個人輸入のあっせん、輸入を代行する

サイトがあったとしてもそれは違法です。

あなたが入手することも、医師の処方なく

所持することも違法行為です。

刑事罰の対象となりますので

ご注意ください。

 

マジンドールの表記がなくても危険!

 

今回の不正販売事件ではマジンドールが

中国人にも販売されていました。

 

この中国人がどういう目的で

購入していたかは分かりません。

しかし、かつて日本でもタイ製の

「ホスピタルダイエット」や中国製の

「天天素」などのサプリにマジンドールが

含まれていて健康被害を起こしたケースも

あります。

今回のように不正に入手された薬物が

法の目をくぐり抜けて再加工される

ケースも考えられない話ではありません。

 

天天素に関しては因果関係が疑われる

死亡事例、入院治療を受けられた事例も

報告されています。

 

成分にマジンドールと表記されていなくても

含まれている可能性はあり、また他の薬剤と

配合することでさらに重篤な副作用を

起こす可能性もあります。

 

マジンドールだけでなくダイエットサプリの

個人輸入にも大きな危険が潜んでいます。

十分注意したいですね。

 - 医療