中国大閲兵式と軍事パレードは何のため? 明日午前天安門で世紀の祭典

      2016/02/14

この記事の所要時間: 620

日本では8月15日が終戦記念日ですね。

多くの国家では降伏文書に調印した

9月2日、あるいは調印を翌日――

祝賀式典が行われた9月3日をもって

第二次世界大戦の終結としています。

 

中国では9月3日。

しかし、終戦記念日ではなく

抗日・反ファシスト戦勝記念日

としています。

あんたが勝ったわけやないやろ

とツッコみたくなりますが……。

 

明日9月3日午前、天安門地区で

抗日・反ファシスト戦勝を記念した

大閲兵式・軍事パレードが行われます。

 

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今回の軍事パレード 一番の観客は日本!?

 

2013年の習近平国家主席就任後、

軍事パレードと閲兵式は今回が初めて。

これまでは軍事パレードは

10年に1度の節目として10月1日の

国慶節 (建国記念日)に行われてきました。

 

今年、中国は抗日戦争勝利から70周年

本来なら軍事パレードは10月1日。

今回のように抗日戦勝記念日に

開催するのは初めてのことです。

異例の措置には意図があるはず……。

 

もともと国慶節の軍事パレードの目的は

国民の愛国心を鼓舞するため

中国の軍事力を示すため

 

しかし、今回は何よりも

日本を意識した行事と考えられます。

 

人民日報によれば9月3日行う

軍事パレードは

「日本が再び軍国主義の道を

歩む兆しがある」として

日本の台頭ゆるすまじという姿勢。

 

つまり、「日本ビビらせたろか」

ってことですね。

 

もちろん日本は参加しませんが、

パレードを見る見ないは別として

この大イベントの一番重要な観客は

日本であるともいえるわけです。

 

確かに、最近の日本が

キナ臭くなっていることは認めましょう。

でも、おたくなんてポータルサイトの

カテゴリに、エンタメスポーツ

経済なんかとと並んでフツーに

軍事があったりするじゃない?

そんな国から

「日本はファシズムに走ってる!」

なんていわれてもねえぇ……。

 

現時点での各国軍事パレード参観者

 

今回、中国は51カ国を招待し、

49カ国が招待に応じたとされています。

招待に応じなかったのは日本とフィリピン。

 

しかし、これらは祝賀行事への参加表明国。

その中で軍事パレードを参観するかどうかは

また別の意味も含んでくるんですね。

 

9月1日の中国報道によると現在の参加者は

韓国の朴大統領、ロシアのプーチン大統領

ベトナムのチュオン・タンサン国家主席

ボスニア・ヘルツェゴビナのドラガン・チョビッチ議長

カンボジアのノロドム・シハモニ国王

ベラルーシ、チェコ共和国コンゴ民主共和国

エジプト、カザフスタンの大統領

キルギスタン、ラオス、モンゴル、ミャンマー

パキスタン、セルビア、南アフリカ、スーダン

タジキスタン、東ティモール、ウズベキスタン

ベネズエラ、エチオピア、バヌアツ

アルゼンチン、キューバ、アルジェリア

ポーランド、北朝鮮、タイなどの

政治家合計30名とのこと

 

今回、中国は韓国と北朝鮮の

両方に招待を送っています。

両国から参加というのも

なかなか興味深いですね。

 

韓国大統領の軍事パレード参観は

初めてのこと。

朴大統領は戦勝記念行事への参加は

明らかにしていたものの、米国との関係や

北朝鮮の出欠などを考えて、

閲兵式を参観するかどうかは

ギリギリまで迷っていたようです。

風向きを見た決断ということですね。

 

日本の姿勢は?

 

日本としては面白い状況ではありません。

まあ、各国の要人が参加するの

仕方ないでしょう。

それぞれ中国とのお付き合いの度合いが

違いますから。

でも、

「え、潘基文(パン・ギムン)

国連事務総長も出席しちゃうの?」

と思ったわけです。

日本人としてはね。

 

そこで28日、日本政府は

「潘総長の閲兵式出席は国連の中立性を

損なうおそれがある」と抗議。

 

しかし潘総長は

「中国に味方するわけじゃないの。

歴史の教訓を基に未来に進むために決まってるでしょ。

歴史的悲劇第二次世界大戦の終戦から70年。

国連創設70周年の記念の年だしね」と説明。

 

新華社通信は日本が潘総長や朴大統領の

行事参加に不満を表明したことに対し

「韓国や国連の代表が参加するからって焦ってんの?

チョー笑える!

あんたが来ないのは勝手だけど、

他の人の参加に文句つけんじゃねーよ!」

ですって!

 

 

中国国民にとってはお祭り騒ぎ

 

中国政府の意図はどうあれ、大部分の

中国国民にとっては

お祭り騒ぎといってもいいでしょう。

街を戦車が走る様子を見られる機会なんて

めったにないですからね。

 

今回パフォーマンスをする陸軍・空軍

海軍のそれぞれの軍事装備は

84%が初お披露目なんだそうです。

中でも空軍の航空編隊ショーは

かなりの見どころ。

軍事マニアにとっては見逃せない

大イベントであることは間違いないですね。

 

しかし、別の視点から見れば国際舞台で

中国が日本にメンチ切ってるのは明らかです。

 

文化の面でも中国ではいわゆる抗日物の

ドラマや映画がわんさか作られていて

つねに何かしら抗日物のドラマを放送している状態。

最近では抗日・反ファシスト戦勝70周年の

記念作品として『大轟炸』という映画を

絶賛製作中のようであります。

 

「大轟炸」とは中国語で「大空襲」という意味。

1937年に日本による重慶空襲が題材の映画です。

しかし、この映画、中国の俳優は当然ですが、

韓流スターのソン・スンホンや

ブルース・ウィリスまで出てるんですよ。

 

米中韓で抗日映画合作って……

ひどくない?

いつか米国と中国が手を結ぶ日が

来るんじゃないだろか。

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