北朝鮮の新型弾道ミサイルの種類や射程距離は?軍事パレード登場の面々

      2017/04/24

この記事の所要時間: 549

金日成生誕105周年を祝う太陽節の軍事パレ

ードが北朝鮮で行われました。

予想どおり新型の弾道ミサイルがぞろぞろお

目見えして武力を誇示する形に。

潜水艦発射弾道ミサイルから、中距離弾道ミ

サイル(IRBM)、大陸間弾道ミサイル(ICBM)

地対空ミサイルまでそろい踏み。

顔ぶれを調べてみました。

 

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北極星1

種類:潜水艦発射弾道ミサイル

NATOコードネーム:KN-11

射程:1000km

エンジン:固体燃料ロケット

発射:潜水艦

弾頭:核弾頭?

 

北朝鮮初の固体燃料を利用した大型ミサイル。

米軍の潜水艦発射弾道ミサイル、北極星A1

の射程は2200km、中国の巨浪1号は1700

Km。

北朝鮮の潜水艦は若干小ぶりなため体積もや

や小ぶりですが、それでも1000kmの射程の

ミサイルを開発できたのは「北朝鮮の覚悟が

感じられる」と中国は上から目線。

 

北極星2

種類:中距離弾道ミサイル(IRBM)

NATOコードネーム:KN-15

射程:2500~3000km?

エンジン:固体燃料ロケット

発射:特殊車両

弾頭:核弾頭?

 

2017年2月13日に発射実験に成功したと

発表された弾道ミサイル。

固体燃料ロケット「北極星1号」の進化型。

液体燃料のミサイルよりも発射までの準備時

間が短く、即応発射が可能。

無限軌道の特殊車両を発射機に使用するため

山岳地での運用が可能。

中距離弾道ミサイルムスダンより脅威度が高

いとされています。

射程内に入る韓国にとっては確かに大きな脅

威でしょう。

核弾頭が搭載できる可能性あり。

北朝鮮の国力では多数の潜水艦を作るのは難

しい。

陸上での輸送発射機なら国産も可能というわ

けで北極星1号以上に実用的と見られる期待

の星。

今回が初お目見えで、今回のパレードの立役

者と言われています。

 

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新型ムスダン(舞水端)

種類:中距離弾道ミサイル(IRBM)

射程:4000km?

エンジン:液体燃料ロケット

発射:輸送起立発射機

弾頭:核弾頭、生物弾頭、化学弾頭

 

今回の軍事パレードで公開されたムスダンは

過去のものに比べ弾体も弾頭も長め、しかし

体積重量自体は若干少なめと見られています。

これまでのムスダンの射程は3000km近くま

で飛んでいました。

進化型とあって3000km いくのではと見られ

ています。

とすれば、グアムの米軍基地は射程距離内。

ムスダンは過去に10回ほど発射実験をしてい

ますが、一度しか成功していません。

 

新型KN-08

種類:大陸間弾道ミサイル(ICBM)

射程:6000~9000km?

エンジン:液体燃料ロケット(液体燃料説もあり)

発射:16輪輸送起立発射機(WS-51200)

弾頭:核弾頭12-50kt

直径2m、全長18m

 

旧型のKN-08は過去の軍事パレードにも登場

しています。

過去には16輪輸送起立発射機に搭載して先

端が尖った姿を見せていましたが、今回の軍

事パレードではミサイルが発射筒に入った状

態で登場しました。

裸弾でなくなったことで長期保存に有利とい

うことですが、ミサイルの賞味期限ってどの

くらいなんでしょうね。

16輪の起立輸送発射機に搭載した物と、軍用

輸送トラックに積載した物の2種類。

輸送起立発射機に発射筒ごと搭載しての運用

は今のところロシアの大陸間弾道ミサイル・

トーポリMのみです。

中国も同じスタイルの大陸間弾道ミサイル、

東風41シリーズを開発中。

中国では「トーポリのパクリバージョン」と

報道されていますが、東風41もそうじゃな

いんかい?

 

2012年には中国が北朝鮮にミサイル輸送発

射用の大型特殊車両4台を2011年に輸出し

ていたことが報道されています。

その後、2012年4月の軍事パレードでさっ

そく使用されていました。

北朝鮮にはこのような特殊車両を製造する技

術がないために輸入するわけですが、今回、

KN-08が起立発射機に搭載した物とそうで

ない物とがあったのも、起立発射機の数に

限りがあるため、別の移動スタイルを余儀な

くされたと見られています。

 

新型KN06(北朝鮮版パトリオットS-300)

種類:地対空ミサイル

射程:100~150km

発射:垂直発射

 

イラン白ロシアから購入したS-300のミサ

イル技術をもとに国産ミサイルを開発し、北

朝鮮がイランから技術導入して開発したと見

られています。

韓国が開発した地対地弾道ミサイル玄武(ヒョ

ンム)に対抗しうるミサイルとして開発された

ものと見られています。

その威力は不明ですが、S-300の技術レベルに

達していれば、北朝鮮への対抗を主目的に開発

された韓国のヒョンムの脅威性はかなり削減さ

れますね。

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なんだかんだ大きなことを言ってはいますが、

これまでの北朝鮮のミサイル実験での射程距

離は1000kmを越えていないわけですよね。

「世界が驚く新兵器」みたいなことを言って

いましたが、実験もしていないわけですし、

うかつに使えば自分たちもびっくり!

てなことになるんじゃないでしょうか。

ひとまず、今日は核実験もミサイル実験も

なかったようです。

しかし、4月中はまだまだ危険日です!

個人的にはミサイルよりも金正恩のヘアス

タイルがいつもの受話器型から、右の前髪

のみちょっぴりウェーブがかかってデカダ

ンな空気を感じさせたのに注目してしまい

ました。

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