首くくり栲象(たくぞう)の庭劇場とは?プロフィールや出演作~アクセスも!なぜ首をくくるのか?

      2017/04/24

この記事の所要時間: 733

首くくり栲象(たくぞう)というパフォーマ

ーが話題になっています。

パフォーマンスとしてやっているのですが、

客がいなくとも毎日5回は首をくくるという

首くくり栲象氏。

いったい何者なのでしょう。

これまでの経歴なども気になります。

調べてみました。

 

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首くくり栲象(たくぞう)のプロフィール

本名:不明

生年月日:1947年1月1日

(届けは1月1日だが本当に12月20某日)

出身地:群馬県安中市

18歳で上京し、路上やギャラリーなどで様々

なパフォーマンスを始める。

1969年頃:首くくりを開始

50歳を目前にして、首吊り一本に集中するこ

とを決意。

東京・国立の自宅にあるツバキの木で、毎日

首を吊る。

2000年代からは月に1度、数日間の「庭劇場」

を開催し1000円で一般公開している。

 

1969年から70年代にかけては首くくりだけ

でなく、ハプニングと呼ばれる街頭でのパフ

ォーマンスをしていたようです。

彼の場合は立ったまま痙攣するなどの行為を

していました。

ハプニングというのは1950年代~70年代に

流行したパフォーマンスで、アートと演劇を

介するような形の表現です。

ハプニングという名のごとく、その場、その

瞬間でしか見られない、再現性のない表現。

演劇は演者と観客は物理的な舞台があるかな

いかに関わらず、演者と観客に分かれていま

すが、ハプニングではその場に居合わせた者

として観客もハプニングの参加者と考えられ

ています。

劇場ではなく、民家や路上などで繰り広げら

れるパフォーマンスには日常の中に非日常を

意図的に持ち込むゲリラ的な活動でもあった

のでしょう。

当時のアングラ演劇などにもそういう要素は

多かったと思います。

たぶんハプニングをしていた人たちは、やめ

た人以外は舞踏や演劇、アートなどにそれぞ

れ流れていった、あるいは元々それらの畑の

人が表現の一手段としてハプニングをやって

いたというような状況だったかと思われます

が、そのまま首くくり一筋で48年もやってき

たというのが、並ではないものを感じます。

 

当初の首つりはパフォーマンスとして廃墟で

やったりしていたようですが、1997年、明日

から50歳になるという

 

首くくり栲象(たくぞう)の出演作品・経歴

 2006年:『朱霊たち』

2013年:『始まりも終わりもない』

2014年:『マリアの乳房』

2016年:『首くくり栲象の庭』

2017年:『山田孝之のカンヌ映画祭』

 

もともとパフォーマンスの人なので、路上パ

フォーマンスの経験多数、2016年にはケー

ララ州の国際演劇祭に参加。

 

首くくり栲象(たくぞう)の動画

なぜ首をくくるのか?

動画を見ると、いわゆる縄で首の付け根が締

まるような形で吊るわけではないようですね。

アゴにかけるような形でしょうか。

縄もアゴにかかる部分は幅が広くしてありま

すので、本当に首が絞まらないような工夫は

あるようです。

しかし、肉体的な苦痛は大きいし、ひじょう

に危険な行為です。

実際に、自分が何をしているか分からなくな

ったこともあるといいますし、毎日やってい

ると、歯を食いしばるので歯も抜けるとか。

なのに、なぜ、会えてこんな危険な行為をす

るのでしょう。

上の動画の中では「海があれば泳ぎたくなる

ように、庭があるから首が吊りたくなる」と

言うようなことを言っています。

とすると、それは自然な欲求?

やはり、何らかの快感があるということ?

また別の首くくり栲象氏自身の言葉によれば、

「何も言わなくても、行為を見れば何者かが

分かるため」とも。

個人的には、肉体を痛めつけ、命の瀬戸際で

生きる実感を得るというような感覚なのかと

思っていました。

危険な行為を繰り返す人には、そういう傾向

がありますよね。

しかし、彼の言葉からするともっと哲学的な

問題のように思われます。

存在意義の問題?

「我、首くくる。ゆえに我あり」?

「自然に感応して包まれる一瞬に、なぜ生ま

れてきたか(という価値が)ある。

生まれてきたことの反応をやっているだけ」

という言葉にもこの行為によって彼自身が、

この世に存在するという実感を得ていることが

分かります。

最初、首をくくるパフォーマンスの話を聞いた

時は、「また変人が現れた」と思いました。

しかし、変わった人であることは確かですが、

単なる変人ではない思想のうらづけがありそ

うです。

 

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首くくり栲象の庭劇場とは?

 毎月1回自宅の庭で首くくりのパフォーマン

ス(ご本人は「行為」と言っています)を1000

円で披露するもの。

パフォーマンスのあとは観客との交流会も行

われているようです。

観客がいなくても毎日数回やるという、この

行為。

それでも、やはり人にも見せるということは、

自分の存在の主張?

ハプニング時代の発想でいえば、この芸術行為

の参加者として場を共有する者も必要というこ

とでしょうか。

 

1回の行為の時間は約50分。

毎日1人でする際にも1時間程度のようです。

単に首をくくるだけなら、そんなに長くはも

たないので、首をくくる前から実際にくくり

地上に降りるまでが一連のパフォーマンス

として、構成されているのでしょう。

命の瀬戸際で何十年も続けられてきた行為で

すから、ビデオを見た分でも物理的・精神的

な要求からくる形・様式のようなものができ

あがっているのではと想像されます。

首くくり栲象氏本人も始めた頃は度胸がなく

て、数秒しか続けられなかったと言っている

ので、毎日の鍛錬の中で可能になってきた部

分、より非日常を実現した部分はあるでしょう。

【首くくりパフォーマンス】

  • 毎回、約50分
  • 料金:1000円
  • 場所:くにたち庭劇場

 

【アクセス】
中央線国立駅南口をでて大学通りの左側を直進、

約20分で歩道橋に出るので左折。

右側は国立高校の鉄柵で、鉄柵沿いに歩くと約3分

で同高校の北門に到着。

その向かいの駐車場(赤い看板に白抜き文字で

『関係者以外立入り禁止』の文字あり)に入る。

左奥の茂み、メッシュシートで囲まれた、平屋

の中が庭劇場です。

国立駅と向かい合っています南武線谷保駅から

は、谷保駅北口をでて国立駅方面へ大学通りを

直進。

七分ほどで歩道橋に到着するので右折し、以下

国立駅からと同様。

 

首くくり栲象氏ホームページ

毎月の日時は詳細はホームページでご確認ください。

夜に行われるようです。

パフォーマンスとしても彼の生き方自体も

ひじょうに興味深いです。

実際にこの目で見てみたい。

まだ、実態を見ていないので何とも言えない

部分はありますが、首くくりパフォーマンス

と聞いて昨今のユーチューバー的なおバカさ

んを想像したのは間違いで、そういう種の危

険な行為とはまっく違う表現である事はよく

分かりました。

共感できる部分があります。

「何をするか」ではなく「いかにするか」で

人生の質は変わりますよね。

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しかし、こういうものが話題になると安易に

マネをする人が出てくるのではないかなと思

ったりもしますが。

みんな、それだけはやめておこう。

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