除夜の鐘をインターネットでライブ中継!意味や起源~108回つくのはなぜ?

   

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この記事の所要時間: 838

大晦日の夜に、除夜の鐘を聞きながら行く年

を惜しむ。

日本人の伝統的な年越しスタイルです。

しかし、昨今では除夜の鐘の音や鐘をつきに

集まる人々がうるさいというクレームで

除夜の鐘をつかない、あるいは昼間につく

というお寺も出てきているようです。

うちはお寺から少し離れた場所にあるので

遠くから静かに聞こえる音は風情があると

思うのですが、お寺のすぐ近所に住んでいる

方からすれば騒音なのかもしれません。

最近はインターネットで除夜の鐘をつく

様子をライブ中継しているお寺も多いよう

です。

海外にいる方、近所のお寺が除夜の鐘を

つくのをやめてしまったという方はネットで

大晦日の雰囲気を味わってはいかがでしょう。

 

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インターネットライブ中継で聞く除夜の鐘

 

【東京都東本願寺】
東京台東区の東本願寺の鐘は「寛永の大梵鐘」

と呼ばれ寛永7年(1630)以降のものと推定

されているそうです。


日時:12月31日(土曜)23:30~25;30中継予定

鐘をつく時間:23:30~翌01:00頃

 

【天神山貞昌院】

横浜市の禅寺。

日時:12月31日(土) 21:00 – 24:30中継予定

除夜の鐘をつく時間:10時過ぎから始め0:00時で終了。

 

この他にもustreamで「除夜の鐘」と検索

するといくつも出てきますので、他のお寺n

今年はやらないお寺もあると思いますが、

当日夜にのぞいてみてはいかがでしょう。

ustreamで除夜の鐘

 

「除夜」の意味は?

 「年越しに撞く鐘が除夜の鐘」は常識ですが

では「除夜」とはどういう意味なのでしょう。

夜を除く?

中国語では「除夕」と書きますが同じ意味で

大晦日の夜、12月31日の夜を指します。

もっとも中国では今でもお正月を旧暦で祝う

ので節分の前夜、旧暦の大晦日を指します。

 

「除」は文字どおり「取り除く、取り去る」

という意味と同時に「かわる」「交代する」

「ひらく」「はらう」という意味もあります。

古い1年が去って、新しい1年が開かれる

新旧交代の日をこう呼ぶんですね。

1年の最後の日というよりも、本来は古い年

を送り新しい年を迎えるというニュアンスが

強い言葉なんですね。

まさに「行く年来る年」です。

 

CDで名刹の除夜の鐘を!

名刹の除夜の鐘を家に居ながらにして

思う存分聴けるように、最近ではCDも

販売されているようです。

しかし、CDは延暦寺しかありませんでした。

CDエキサイティング・サウンズ‾天台宗比叡山延暦寺 除夜の鐘

ビデオは日本の名刹シリーズとして1~5

まであるようですがVHSのみで、すでに

中古しかないようです。

日本の名刹・古刹 除夜の鐘(1 [VHS]

 

除夜の鐘の起源は?

 除夜(中国では除夕)という節句の起源は

先秦時代にさかのぼります。

『呂史春秋・秋冬季』によると、当時は「逐除」

といって、疫病の悪霊を駆逐するため、新年

の前日に太鼓をたたく習慣がありました。

この「逐除」が「除夕」の起源と考えられます。

「除夕」という言葉自体が最初の文献に見られる

のは、西晋の周処が編纂した『風土記』。

とにかく随分昔からある習慣だったことは

分かりますね。

 

当時は古いものや悪いものを太鼓の音で追い

払っていたわけですが、それが年月の流れの

中で鐘の音に変わったのでしょう。

現在の日本のスタイルのような除夜の鐘の

習慣は中国宋代–日本で言えば鎌倉時代に

日本の禅寺に伝わったという説や、唐代に

中国で流行していた習慣が鑑真の渡来に

よって日本に伝えられたという説も。

 

中国でも蘇州の寒山寺や北京の大鐘寺では

日本のように除夜に108回鐘を鳴らして

いますが、一般には旧暦の大晦日の午前

零時を迎える頃に爆竹を鳴らす習慣のほう

が一般的。

日本の大晦日は鐘の音、中国の大晦日は

爆竹の音ですね。

 

音には魔除けの力がある。

 柏手やおりん、木魚の音や最近流行のシン

ギングボールなど、宗教において音は神仏に

語りかけたり、魔を祓う際に用いられる

重要な要素です。

 

除夜の鐘も時計がなかった頃には、新年を

伝える時報としての役割が今以上の大き

かったと思われますが、やはり鐘の音で

1年の汚れを祓うというような意味合いが

強いのでしょう。

除夜に音で悪いものを駆逐することの

起源として中国にはこんな伝説もあります。

 

中国古代には非常に凶悪でタチの悪い“年”

と呼ばれる怪獣がいて、365日ごとに1日

だけ現れていました。

“年”が現れるとひどい危害を及ぼされる

ので人類にとっては大きな災難でした。

“年”は夜だけ活動するので、“年”が

現れると人々は夜もこうこうと灯をともして

眠らないで“年”が去るのを待つしかあり

ませんでした。

その後、赤い色の着物を着て竹を燃やして

大きな音を立てると“年”を追い払えると

いうことが分かり、毎年“年”が現れる頃に

なると爆竹を鳴らして無事を祈るように

なりました。

これが中国で除夕に爆竹をならすように

なった由来だとい言われています。

怪獣の名前は“夕”という説もあります。

先秦時代、すでに大晦日に太鼓を叩いて

いたという史実があるので、この伝説は

後付けだと思いますが、なかなか愛すべき

昔話ですね。

 

除夜の鐘を108回撞くわけは?

 除夜の鐘は108回撞かれます。

一般には108は人の煩悩の数で、108回

つくことで煩悩を払うとか、108回の

除夜の鐘の音を聞くと煩悩が払われる

という説が有名ですね。

しかし、この108がどこから来ているのかは

さまざまな説もあるようです。

 

煩悩の数説

眼・耳・鼻・舌・身・意の六根のそれぞれに

好・悪・平の感情があり6×3で18。

18にそれぞれに浄・染があって18×2で36。

36の煩悩が前世・今世・来世にそれぞれある

ので36×3で108という計算。

 

唐代懐海禅師『百丈清規』説

同じく煩悩の数ではありますが、日本で

言われているのとは分類が若干違います。

唐代の禅僧、懐海の『百丈清規』によると

“見惑”(見ることに関する迷い)が88。

“修惑”(行いに関する迷い)が10。

上記を合せて98、この迷いの中に混迷した

状態を“随眠”という。

さらに無慚、無愧、嫉、慳、悔、睡眠、掉挙、

昏沉、瞋忿、覆の10種を合せると全部で108。

 

1年を表す説

旧暦の発想によれば1年は12か月で24節気

72候がある。(古代には5日を1候と数えた)

旧暦の1年12か月、24節気、72候を足すと

108となる。

 

四苦八苦説

「四苦八苦」は苦労する様を形容する際に

日常的に使われる言葉ですが、元々は

仏教から来た言葉なんですね。

生・老・病・死という人間の力では何とも

できない苦と以下の4つの苦。

“愛別離苦”愛するものとの分かれの苦

“怨憎会苦”憎むものとの出会いの苦

“求不得苦”求めても得られない苦

“五蘊盛苦”肉体と精神が思うようにならない苦

四苦と八苦をかけて足して4×9+8×9=108

なんだそうです。

これはちょっとこじつけかな。

 

周易起源説

こちらはちょっと珍しい周易起源説。

悪いものを取り払うのではなく、縁起のいい

数だけ鳴らすという発想です。

9は吉祥を表す数であり、最大の陽数。

最高最大を意味する。

108は9を12倍した数で最高の吉祥を象徴する。

ものぐさなのでお寺まで除夜の鐘をつきに

行ったことはないのですが、大晦日の夜は

やはり除夜の鐘を聞かないと物足りない

ですね。

私は毎年、除夜の鐘を聞きながらお風呂に

入っております。

「また一年過ぎたなぁ」と思いながらお湯に

つかると1年の心と体の汚れが洗い流される

ような気がします。

風情がある日本の美しい習慣なので、ずっと

残しておきたいと思うのですが、あなたは

どう思われますか?

 

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