上海大江戸温泉物語が関係書類を公開し反撃!中国での商標登録なしでも強気の謎?

   

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この記事の所要時間: 724

謎が深まる上海大江戸温泉物語。

その後、中国では真相を究明すべく、上海の

現場に取材した記者の記事がメディアに掲載

されたりした後、昨夜、世間の騒ぎに応じて

上海側が微信(ウェイシン)というミニチャッ

トで商号の使用許可を得ていると証明する

書類や正当を主張する声明を発表しました。

中国側はあくまで大江戸温泉物語の冠は

まっとうなものという姿勢を示したわけです。

しかし、日本の本家大江戸温泉物語はこれら

書類を否定し、あくまでブランドの使用を

授権した事実はないと主張。

真っ向から対立しています。

真偽は分かりませんが、関連報道や問題の

書類をとりあえず見てみましょう。

 

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中国の記者が上海大江戸温泉物語を取材

中国記者が上海大江戸温泉物語に取材した記事が

東方網に掲載されましたので、その内容をご紹介。

 

記者が現場で「責任者に話を聞いて状況を知り

たい」と申し出たところ、従業員は連絡を取る

と言って去り、待つこと約30分。

戻ってきた従業員は「責任者は不在」と回答。

制服を着て工作証を付けた別の従業員に尋ね

ると、「私はお客様のサービス担当でメディア

への対応はできない。聞きたいことがあれば

電話して聞いてくれ」と回答。

 

その後、3223で始まる電話番号に掛けて客の

立場でカスタマーサービスに日本の大江戸温泉

物語との関係を尋ねると、電話口の担当者は

「我々は加盟しています」と回答。

さらに状況を詳しく知るために、記者は上海

店舗担当者の携帯番号を入手。

しかし、何度かけても応答せず。

 

上海の市場管理局の職員によると現時点で日本の

大江戸温泉物語からの訴えはないとのこと。

しかし、商号ばかりか看板の字体やロゴマーク

までそっくりなのは、どうみても問題ありと

考えた記者は上海恒方私的所有権コンサルタント

有限公司の梅小平氏に取材。

「商標権に地域性が存在する。中国で商標登録

されているかどうかは調査が必要」とのこと。

 

なるほど大江戸温泉物語株式会社が中国で

商標登録をしているかいないか。

本家を差し置いて、上海大江戸温泉物語が

中国で商標登録をしているかいないかも

関わってくるわけです。

 

しかし上記に関わらず、本当にブランドの

使用許可を受けているなら書類を公開すれば

早いわけですよね。

世間の動揺を受けて、問題の企業が声明を

出すと共に関係書類を公開しました。

 

上海大江戸温泉物語の声明と関係書類

 上海大江戸温泉物語の実際の経営企業は

上海江泉酒店管理有限公司ですが、もう

一つ上海雲湯沐浴管理有限公司という

企業が関わっていて、その両者が昨夜、

「日本の大江戸温泉物語から商号と

契約し商号の使用許可を受けている」と

いう旨の声明と実際の書類を公開しました。

 

「最近の上海大江戸温泉物語に対する疑惑に

関する真相を明らかにするため、ここに

声明を発表する」

と述べたうえで、以下の声明を発表。

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2015年、大江戸物語株式会社(日本)は

上海江泉酒店管理有限公司と『業務提携

基本契約書』を交わすとともに『公認証

明書』を発行した。

上海江泉酒店管理有限公司は中国(香港

マカオを含む)で唯一の授権提携企業で

大江戸物語株式会社の経営技術資産

(ブランド、商標、ロゴ)を使用する権利

を与えられている。

授権期限は2015年11月1日~2018年

10月31日。

 

当社は正式に権利を授与されてから、開業

の準備を始めており、その期間には設計

技術、運営設備、社員教育などの各方面で

大江戸物語株式会社の支援を受け、実際に

12人の社員を東京お台場に研修にも出して

いる。

というような正当の権利を主張した後、

最後には、今回の件に関して、

今回、上海大江戸温泉物語が商号を不正

使用しているという事実ではない疑惑を

日本の大江戸温泉物語は正して、企業の

名誉を回復してもらいたい。

とまで書いています。

あれ、逆ギレですか?

 

そして、こちらが授権書。

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これは日本から権利を授与されたという

証明ではありません。

上海江泉酒店管理有限公司は上海雲湯沐浴

管理有限公司と企業提携する。

戦略的企業パートナーとして上海雲湯沐浴

管理有限公司が「大江戸温泉物語」の商号

を使用し得ることと、公的な提携企業である

ことをここに証明する。

というようなことが書かれています。

これによると上海江泉が経営主体で上海雲湯

に授権したというようなニュアンスですが、

文章には何の権利を何に与えたというような

文言はありません。

通常の契約書・証明類ではそういう辺りを

明確にすると思うんですが。

根本的に日本が授与したという記述もなく

両者がつるんでいるということの証明にしか

ならない印象です。

 

日本大江戸温泉物語株式会社発行(?)の公認証明書

そして、こちらが肝心の日本との提携を

証明する書類。

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日本が発行したという公認証明書という体で

文面では「唯一の公認ビジネスパートナーで

ある」と認めていますが、これが証明になるの

でしょうか。

甲乙両者の署名捺印がある契約書なら、まだ

納得がいきますが、社印の捺印はあるものの

色が薄紫で変ですし、自筆の署名もない。

これが偽造文書であるとは断言できませんが

上の3つは上海企業単独で発行したものですし

公認証明書も今ひとつ信憑性に欠ける気がします。

 

これだけ強気なわけが謎すぎる

書類に関しては両者の署名捺印があるもの

ではないので、日本の大江戸温泉物語が

否定している以上、これが法的な証明になる

とは思えません。

 

しかし、当の日本企業が完全否定しているにも

関わらずここまで強気に出るからには、争議に

なっても勝てるだけの自信があるのかも

しれません。

例えば、日本側との提携が虚偽だとしても、

上海江泉酒店管理有限公司が中国で大江戸温

泉物語の商標をすでに登録しているとすれば、

日本の大江戸温泉物語が、それより先に中国

で商標登録をしていない限り、商号の使用は

法的には問題がなかったりするのかも。

もちろん、日本との提携をうたっての営業は

十分詐欺に値するとは思いますが、そこは

中国国内の問題で、日本企業との間では人道

的問題以外には人道的問題以外は存在しない

ということ?

 

しかし、「新民周刊」の記者によると商標登録

の管理を行うお役所である国家工商行政管理

総局のサイトでは「大江戸」という名前の飲食

店の登録はあるものの、「大江戸温泉」という

商標登録は中国大陸ではまだされていないと

いうのです。

私も確認してみようと思いましたが、海外から

だからか、みんなが一斉に検索しているからか

分かりませんが、現時点で検索ページから先に

進めませんでした。

上記の情報が本当だとしたら、完全にアウト

ではないかと思うのですが、何を根拠に

こんなに強気なのか?

まったくの謎です。

うーん、中国のことだからバックによほど

お偉い政治家でも絡んでいるのだろうか。

こんなに大風呂敷広げちゃって、そっちは

大丈夫なのって感じです。

今後の展開から目が離せません。

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