佐野氏が転用容疑是認 五輪エンブレム使用中止へ

      2016/04/25

この記事の所要時間: 252

随分長引いていましたが、

五輪エンブレム問題について

組織委員会はついに使用を中止する

という方針を固めたようです。

 

エンブレム変更要求の署名運動や、

ネット上の騒動など

日本の社会はもちろん国際的にも

難しい状況となっていましたが

やっと決断が下されました。

 

本日、午後6時から記者会見が

行われるとのこと。

 

なぜ、もっと早くこうしなかったのか

と悔やまれますが、現状としては

こうするのが一番妥当な選択でしょう。

 

すでにミソが付きまくっている

2020年東京五輪。

 

起きてしまったことは

消すことはできません。

 

でも、少しでも早く解決して

過去のことにしたほうがいいですよね。

 

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佐野氏、応募資料のイメージ画像の転用認める

 

これまでエンブレム問題は過去の

作品以外に、コンペに応募する際の

イメージとして提出した画像も

ネット上の画像の転用であることが

指摘されていました。

 

エンブレム使用例として提出されたのは

羽田空港ロビーと渋谷の

スクランブル交差点の画像の2点。

 

イメージやモチーフが同じ

というだけではなく、完全に

トレースと判断されることから

言い逃れができなくなったのでしょう。

 

具体的な証拠がそろって、しかも佐野氏が

組織委員会に取り下げの申し出をした。

つまり自ら転用を認めた。

だから組織委員会も

使用を中止せざるを得なくなった。

 

という形ではありますが、

もっと早い時点で組織委員会も

「ヤバいんじゃない?」

と分かっていたはず。

 

そもそも最初に盗作疑惑が出た時点で

IOCも組織委員会もよく調べもせずに

「問題なし!」

と言い切った姿勢が問題なんじゃないすかね。

 

審査委員の編成自体が問題?

 

今後は新たにエンブレムを

選び直すことになるわけですが

これには

「コンペの審査委員自体を見直せ」

という声も出ています。

 

1人の落ち度を大きな組織が

見抜けなかった。

確認しようとすらしていない。

 

自体がここまで大きくさせておいて

佐野氏を一番の悪者にすることで

できうる限り損失を小さく

抑えようとしているように見えます。

 

確かにデザイナーを名乗る者の盗作が

罪なのは当然です。

でも、それを選び、十分な確認作業もせず

擁護し続けていた存在はなんなのでしょう。

今回の問題を生み出した

構造自体をぶち壊さないと

本質的な解決にはなりませんよね。

まったく国辱ものの事件であります。

野老朝雄(ところあさお)プロフィール!東京五輪エンブレムは組市松紋

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