上妻宏光のプロフィール!妻は民謡歌手!歌舞伎にも出演の津軽三味線プレイヤー

   

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上妻宏光(あがつまひろみつ)という津軽三

味線奏者がカッコいいです。

いや、三味線奏者でなく三味線プレイヤー

を名乗っているのでした。

そこに彼のこだわりというか姿勢が表れても

いるようです。

「津軽三味線は津軽出身でないと…」という

ような無言の風潮がある中で、茨城県出身の

上妻宏光は津軽三味線全国大会で堂々の

二連覇を達成。

それまで、やや泥臭く高齢者が聞くものと

いったイメージだった津軽三味線をスタイ

リッシュに変身させ若者のリスナーも

呼び込んだ上妻宏光について調べてみました。

 

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上妻宏光(あがつまひろみつ):プロフィール

 

生年月日:1973年7月27日

出身地:茨城県日立市

職業:三味線プレイヤー

 

6歳になる少し前、父が趣味の三味線教室に

通い始めたのが三味線との出会い。

会社から帰宅して晩酌をしてから練習をする

その音を聞きながら眠りにつくのが日課

でした。

そしてその音に魅了されていった上妻宏光は

親に土下座して頼んで6歳から三味線を習い

始めたそうです。

 

毎日、稽古が楽しくてしょうがなく、稽古に

明け暮れるうちに天才少年と呼ばれるほどの

腕前に。

めきめき上達して、13歳の頃から青森で

開催される競技会に出場するようになります。

「子供の頃は時間がふんだんにあったから

稽古ばかりしていた」という上妻宏光。

私も子供のころピアノを習っていましたが

稽古するのは毎週レッスンに行く日の前日

のみ。

栴檀は双葉より芳しといいますが、やっぱり

うまくなる人は才能だけでなく、「やりたい」

という情熱も違うんですよね。

 

そして14歳の時、津軽三味線全日本金木大会

で史上最年少優勝を果たします。

 

 

ロックの世界と津軽三味線の融合

中学を卒業すると上京して堀越学園に入学。

洋楽にも魅力を覚えつつも津軽三味線への

情熱は消えませんでした。

そして高校を卒業すると、日本の音楽を

取り入れた「六三四」というロックバンドに

誘われてプロとして活動開始。

1995年、1996年は津軽三味線全国大会で

二連覇を果たします。

 

2連覇達成の際のエピソードがまた何とも

カッコいいんですよ。

津軽三味線全国大会の課題曲は「津軽民謡」

の縛りしかないんですが、多くの人は

物理的な技巧を必要とし、実力をアピール

しやすい津軽じょんがら節を選ぶんだ

そうです。

しかし上妻宏光は難局ながら地味な

「津軽よされ節」を選曲。

しかし、圧倒的な実力を見せつけて優勝を

果たしたというんです。

 

反骨精神だけでなくよほど自信があったん

でしょうね。

もろ天才伝説です。

こういうエピソードは天才に憧れるけど

これっぽっちの才能もない凡人にとっては

垂涎もいいところの大好物だわー。

しかも、じょんがら以外の曲で優勝した

人は彼以外にはいないんだそうな。

ちくしょうっ! どこまでカッコいいんだ。

 

そんなこんなで自信と実力と反骨精神に

満ち溢れた上妻宏光は、その後も古典だけ

でなく、洋楽とのセッションやダンサーと

のコラボなど様々な新しい試みを続け

ながら着実にその名を世に刻み続けて

いるわけであります。

 

奥様は民謡歌手

すんげぇ美青年というわけではありませんが

演奏はもちろん、たたずまいがいい男の

上妻宏光。

まあ、そうだろうね、という予想通り、

すでに結婚して奥様も子供さんも2人いる

そうです。

 

奥様は民謡歌手の横川裕子さん。

これもまあほれぼれするようなノドだこと。

声がいいわけなんですが、のどの機能の

良さが伝わってくるような自在な声ですね。

 

上妻宏光はプロダクションに所属せず自ら

事務所を立ち上げてマネジメントしている

そうで、事務所は奥様との共同経営。

年に10回くらいは一緒に立つステージも

あるようです。

「芸に惚れあって結婚した同士だから、

ケンカしても仲直りが早いです。

唄を聞いているうちに、まあいいかな

と思えてきて(笑)」

なんてコメントもありますが、もちろん

惚れたのは芸だけじゃないでしょうけど、

お互い芸に惚れて、人に惚れて…

なんて理想の関係ですね。

ただ好きになるのは自分に優しいからとか

いう理由で、ある意味、自分に都合がいい

人だから好き、という可能性もあるわけですが、

芸の惚れたっていうのは、リスペクトですから。

多少のことは我慢できちゃうんじゃないでしょうか。

 

歌舞伎とのコラボ

 

音楽に限らず、これまで津軽三味線の

世界にはなかった分野とのコラボを積極

的に行っている上妻宏光ですが、最近では

歌舞伎舞台での演奏なんかもやっている

ようで、これは非常に興味深いですね。

清元や長唄でないとダメなものも、もちろん

あるとは思いますが、新作物や外連味の

ある演目なんかはうまくマッチすれば

鳥肌物になりそうな予感です。

「七月大歌舞伎」夜の部の歌舞伎十八番の内

『鎌髭』『景清』で上妻宏光が出演し演奏

します。

すでに一昨年の正月に通しで上演済み

だったようで、今回は再演。

曲も彼自身が書き下ろしているそうで、

ただでさえ心ワクワクする歌舞伎ですが、

今回は上妻宏光の演奏の分だけお得かも。

彼の出演は海老蔵のお声がかりの様で。

最近、海老蔵も頑張ってるなぁ。

公演は7月2日(土)から26日(火)まで

歌舞伎座で。

地方にも来てよね。

さていろいろ実験野郎な上妻宏光ですが、

やがて最終的には伝統に戻っていくん

だろうな。

洋楽の演奏や異なる業界とのコラボなど

新たな道を模索することは、もちろん

それが実験的であること自体や、実験を

経て日常的に通用するようになることにも

大きな意義があるわけですが、それらの

経験を経て素の伝統に立ち戻った時に

意図することなくして、何か新たな付加価値

が生まれているといった効果こそに、より

大きな価値があるという気がします。

ますます楽しみなミュージシャンです。

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