ISがテロ標的民間人殺害リスト公開!選ばれたのは誰で選択基準は何?日本人もいた!?

      2016/07/03

is
この記事の所要時間: 623

昨年11月のパリでの同時多発テロ以来、

頻繁にテロ事件を起こしている過激派組織

イスラム国(IS)がまた挑発的な行動に出た

ようです。

これまでにも国家や都市、施設などへの

テロ活動を予告してきたISですが、今度は

世界各国の個人の民間人殺害標的リストを

公開したそうです。

その人数は日本では4000人と報道されて

いますが、カナダ政府の発表によれば

8300人以上に上っています。

人数の誤差は複数のリストがあるため

と思われます。

日本人も少なくとも69人含まれている

とのこと。

これまでにも予告はあっても実際に活動は

されなかったものもたくさんありますが

今回の危険度はどの程度なのでしょう。

現在の情報を集めてみました。

 

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御用達アプリ「Telegram(テレグラム)」でリストを公開

 

今回、イスラム国(IS)の殺害標的リストは

Telegram(テレグラム)というメッセンジャー

アプリ上で公開されました。

テレグラムはロシアで開発されたアプリで

ツイッターを締め出されたイスラム国(IS)が

愛用しているアプリ。

高度に暗号化されたテキストや動画を手軽

に共有できるそうで、ネット上での監視を

回避するために戦闘員たちは皆このアプリを

利用しているようです。

 

リストが公開されたのはすでに数週間前で

「ユナイテッド・サイバー・カリフ国」と

称するIS系ハッカー集団が公開した模様。

一度にすべて公開されたわけではなく

4月中に9つのリストが次々に公開されました。

 

アプリに公開されたリストには

「ニューヨークとブルックリン、ほか数都市

の最も重要な市民のリスト。

奴らに死を。奴らを黙らせろ」

という戦闘兵への指示ともとれるメッセージ

が添えられていました。

 

殺害標的リストの内容は? 選ばれたのは誰?

 

さて、気になるのはリストの内容です。

これまでは大規模な国家や都市、施設など

を標的にしてきたイスラム国(IS)がですが、

今回公開されたリスト上には大量の個人名

が掲載されているとのこと。

いくつものリストを総合すると、21国家の

8300人以上に上るそうです。

そのうち3500人がニューヨーク市民、

カナダ市民が151人、日本人は69人と

言われています。

 

リストにはすでに使われていない電話

番号や本人がいない住所なども含まれて

いるようですが、多くはまったくの一般市民

ランダムに選ばれたように思われますが、

例えばニューヨークでは全員ブルックリン

の市民、カナダのリストでは多くが女性

だったそうです。

また、リストには重複も多いとのこと。

日本人に関しては電話番号の多くが間違い

だったと言われています。

リストにあった名前の1人は電話での取材

に応じて「自分が選ばれた理由は分からない」

と話しています。

 

現在、カナダやアメリカでは政府や警察が

リストに載った個人に連絡を取っている

そうですが、

「必ずしも危険とは限りませんが、あなたの

名前がリストにありました」

てな感じでかかってくるんでしょうか。

結構恐怖です。

日本人も69人含まれているようなので

「あなたの名前も…」と連絡がある可能性も

無きにしもあらず。

 

個人リスト以外に世界の80か所の米国や

NATO関係の空軍基地などにもテロ標的

として公開。

これには韓国の米軍基地も含まれています。

 

リストはどんな基準で選ばれたのか?

 

メッセージでは「最も重要な市民のリスト」

と言っているものの、多くは何の心当たり

もない一般市民。

選ばれた人物には特にISが自分たちの敵と

目する基準や法則性はないような気がします。

ブルックリンという地域性やカナダでは

女性が多いなど、リストに偏りがあること、

またリストに重複があることなどからも

たまたま入手できた商業的なリストを使った

だけなのではないでしょうか。

 

無作為だからこそテロの恐怖は増し、彼ら

にとってはより効果的な手段となり得る。

実際に4000人もの人物を標的として

具体的なテロ活動が行われる可能性は

必ずしも高くないような気がしますが、

理由もなく選ばれた人達はもちろん

自分も選ばれるかもしれないという

恐怖はかなり大きい。

これでもし、1人でも被害が出れば、

その恐怖は倍増します。

 

イスラム国(IS)にとっては大々的なテロ

事件を起こすよりも、ずっと簡単で、より

広範囲に、より強い影響を及ぼすことが

できると言えるでしょう。

これでビビるのは悔しいが、実際に

自分の名前がリストに載っていたら、

怖すぎます。

 

すでに始まっている?

 

6月13日夜、パリ郊外マニャンビルで警察幹部と

パートナーの女性警察官が、自宅で男に刺殺

される事件が起きています。

容疑者のラロシ・アバラは特殊部隊に射殺され

ましたが、その前に「過激派組織イスラム国(IS)

に3週間前に忠誠を誓った」と説明し、殺害の

標的リストを所持していました。

リストには警察官の他に記者やラップ

ミュージシャンの名前も載っていたという

ことなので、今回の一般市民のリストが

単なるテロの恐怖を演出する脅し戦略では

なく、実質的な行動命令である可能性も。

 

ただ、この事件をIS関連の通信社が

「IS戦士の犯行」として配信しているものの

実際にISからの指示を受けて犯行に及んだ

ものかどうかは分かっていません。

これまでには日本からもISの戦闘員を

志望する若者が登場したこともありますし、

日本にだって現地まで行かずして、在家(?)

で動く戦闘員が存在しないとも限りません。

でも、恐怖で大騒ぎになればそれこそ

ISの思うツボなので、できるだけ冷静に

平静を装っていたいですね。

しかし、リストがイスラム教徒にとって

重要なラマダン(断食月)の前の4月頃から

公開されてきたことは重要な意味を持つと

思われます。

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