半澤鶴子さんの「鶴の茶寮」の場所や料金!茶事の心はおもてなし

      2017/04/12

この記事の所要時間: 746

ここ数年「おもてなし」という言葉が盛んに

使われてきましたが、その原点となるのが

千利休が確立した『茶事』。

これを広めるため全国を行脚している女性

半澤鶴子さんという方がいます。

5月13日、NHKのETV特集で

「女ひとり70歳の茶事行脚」という番組が

放送されましたが、半澤さんは過去にも

NHKのドキュメンタリー

「失われ行く日本の文化」や、NHKワールド

「tsuruko’s tea of the road 」などに出演されて

います。

お茶を習いたいと思いつつ、なかなか敷居が

高く、生活にも心にも余裕がない私は

これまでやらずに来てしまいましたが、

そういう私こそやるべきなのかもしれません。

半澤鶴子さんという方に心惹かれるのは

せかせかした毎日を送っているからかも。

 

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半澤鶴子さん:プロフィール


半澤鶴子_茶事

ネット上にはあまり情報がないことが、情報

社会に毒されない日々を送っておられるのかな

と思わせられたりします。

 

昭和18年、満州で生まれる。

幼少期に両親を亡くし、広島の養父母の下で

瀬戸内海を見て育つ。

中学まで養父母の下で暮らし、洋裁学校を

卒業して結婚。

結婚後に通信制高校を卒業。

幼稚園の保母免許・調理師免許を取得し

23から30歳まで鎌倉私立富士愛育園

に勤務。

千葉県東金市に転居を機に料理講師養成所で

研修して30~40歳まで料理講師を務めた後、

40歳で茶事を届ける出張料理人の道へ。

 

現在は東金の鶴の茶寮や京都で茶事の

実習や日本料理の講習会などをしつつ

全国を行脚して、地の食材を使った

料理とお茶をふるまっているそうです。

 

茶事の神髄を極めるための全国行脚の旅は

70歳から始められたそうですが、バンに

釜から茶道具まで積み込んで、和服姿で

運転するというアクティブなもの。

 

お茶人というと一種世間離れした仙人的

な存在というイメージがありましたが

半澤鶴子さんの静かな行動力は、ちょっと

意外でした。

 

淡々として「上善水のごとし」。

来るものは拒まず、門戸は開かれているが、

自ら能動的にアプローチはしないという

イメージだったので、各地で出会う初対面の

人に声をかけて料理や茶をふるまうという

アグレッシブな姿勢は意外でもあり、

シャイな自分としてはうらやましくもあり。

そんなふうに誰かに声をかけられて

見知らぬ人とひととき豊かな時間を共に

したら一生忘れないだろうなと、これも

うらやましくもあり……。

 

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茶事の神髄は「おもてなし」

お茶の世界は一言でいえば「おもてなし」で

いかに客人に喜んで頂くか、だといいます。

茶道も伝統の様式の世界ですから、これを

楽しむには亭主と客人双方の共通認識と

いうかルールが必要なのでしょう。

これは伝統芸能でも同じですね。

年月をかけて完成された様式の世界は本当に

楽しむには、一定の約束事を体に落とさない

といけないんだと思います。

そんな気がします。

 

それが体に身について、そんな約束事を

自分でも人にも感じさせないほどに

なる時、その世界は本当に亭主と客の

双方にとって豊かなものになるのでは

ないでしょうか。

そんな世界にちょっと憧れますね。

敷居は高いですが。

 

茶事は約4時間かけて行われる茶道の

フルコース。

1日中ではないけれど、初対面の人たちと

場を同じくするには結構長い時間です。

そういう場を皆が自分の日常を持ちこめば

逆に誰もが心地よくなれない。

一種の様式やルール――共通認識があり

その道にのっとって皆が安心してそこに

存在できるのかも。

茶道に限らず日本文化の伝統の様式は

シャイな日本人が場を共有するためには

重要な役割を果たしているのかもしれません

 

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型があることで自由になれる

茶道を始め伝統の文化には型があります。

「型があることで堅苦しい、自由でない」

という発想もあると思いますが、逆に型が

あることで人は自分を解放できるという

部分もあると思います。

例えば、人前でいきなり、

「踊ってください。踊りましょう」

と言われても、そういう素養がないと

普通の人は難しいですよね。

 

でも、盆踊りのようにすでに知っている

踊りがあれば、うまい下手は別として踊れる。

型に身を投じることで場に調和できる。

芸術の世界では、もちろん型を超えた先に

あるものを目指しているのだとは思いますが。

ダンスでも音楽でもジャズをやる人でも

クラシックが基本、と言われるのは

その辺の理屈なのかも。

 

長い年月をかけて磨き抜かれたエッセンスで

ある様式、型を手に入れることで自由自在に

なって、これまでにない新しいスタイルに

発展していける。

半澤鶴子さんに触れて、久々にそんなことまで

思いを巡らせてしまいました。

 

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茶事とは?

 半澤鶴子さんが普及に努めている茶事

とは、懐石・濃茶・薄茶をもてなす正式な

茶会のこと。

準備から細部に至る心配り、演出にいたる

までもてなす心を極めた総合芸術とのこと。

口切、夜咄、暁、初風炉、朝茶、名残など

季節の移り変わりに応じた茶事もあれば、

1日の中でも暁、朝茶、前茶、正午、夜咄、

不時の茶などもある。

 

今この時を大切にする「一期一会」の心は

陰陽の思想にも通じる気がします。

男は女に対して陽だけれど、男の中でも

陰陽の消長がある。

昼は夜に対して陽だけれど、一刻一刻と

変化し続けている。

どんな物にも、どんな時にもその時、

その場所でしか成立しない調和が存在する。

半澤鶴子さんは高級な食材でなく

「その季節、足元にある食材を使って、

材料とのご縁を大切に料理させて

いただく」

という言葉も、そうした調和を求める

姿勢のように感じられます。

 

普通に食事をしても同じテーブルを囲む

ことで人と人の関係は違うものになる。

茶事はそれを究極にまで洗練したもの

なのかもしれないと想像しているのですが、

いずれこれを確かめるご縁があるといいな

と思っています。

まずは本で独学でも。

お茶事ができる懐石レシピ

 

「鶴の茶寮」とは?


〒283-0065 千葉県東金市押堀676−9

 

「鶴の茶寮」は千葉県東金氏にある、半澤

鶴子さん主宰の日本料理や茶懐石を

頂ける茶寮です。

 

予約制の食事:ご相談ください

お茶時の実習会:1万円

懐石実習会(通常「正午の茶事」):1万1000円

日本料理の会:5000円

和菓子つくり講習会:3000円

男子厨房の会:5000円

手作り工房の会:3000円

企画展

など様々な活動があるようです。

お茶室「自蹊庵」のレンタルもあります。

鶴の茶寮

公式サイトでは懐石実習の献立を乗せた

「月別献立」や「自蹊庵たより」がPDFで

見られます。

お人柄がしのばれる文章も味わい深いです。

ぜひ一度ご覧ください。

家で安いほうじ茶を頂く時でも

茶事ほどの芸術的時間ではなくとも

心の持ちようで充実した一時になる

気がします。

ちょっと足を止めることも大事ですよね。

もう少し詳しい生い立ちなどは以下の記事からどうぞ!

半澤鶴子さんの生い立ち~茶事行脚の出張料理人になるまで!夫は最大の理解者!本DVD情報も!

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