リロイ・モクハートレのプロフィール:所属バレエスクールや受賞歴も

      2016/05/22

この記事の所要時間: 656

第44回ローザンヌ国際バレエコンクールで

第4位に入賞したリロイ・モクハートレ

(Leroy Mokgatle )

順位は4位ですが、とても魅力的なダンサーで

その表現力は群を抜いていたと思います。

南アフリカのダンサーがローザンヌで受賞する

のはこれが二度目だそうです。

 

今回のローザンヌのステージを見て彼に目を

奪われた人は多いのではないでしょうか。

とてもチャーミングな若きダンサー、リロイ・

モクハートレについて調べてみました。

 

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バレエを始めたのは小学校2年生

 

現在16歳のリロイ・モクハートレが

バレエを始めたのは偶然だったそうです。

日本でいう小学校2年生、7歳の頃のこと。

学校ではサッカーとかバスケットボールとか

何か1つ課外活動を選ぶ必要がありました。

そこでリロイはリストの中からバレエを選んだ。

バレエに興味があったからではなく、バレエが

何だか知らなかったから。

バレエを見たこともなかったし、身近にダンサー

もいませんでした。

 

バレエのクラスに男子はリロイ1人でしたが

すぐに踊ることが大好きになりました。

とても美しく軽々と踊っているように見える

けれど、実際に踊るには常に挑戦し続け

なければならない。

そこが、面白いと思ったそうです。

 

所属校はアート・オブ・モーション・サウスアフリカ

 

バレエに魅入られたリロイはカンパニーで研修

するためにプレトリアからヨハネスブルグに

転居し、アート・オブ・モーション・サウス

アフリカ(Art of Motion South Africa)に

入りました。

この学校に入る前にはいろいろな学校を見学

したそうです。

現在は4年生、今年で卒業です。

 

学校は朝6時から6時半まで。

当初は6時からのクラスに出るのが大変だった

そうですが、今はもう慣れたとのこと。

午前中はウォームアップから初めてクラシック

バレエやコンテンポラリーのレッスン。

午後は数学や語学など教養科目の授業。

夜はコンクールに参加するための振付やレッスン。

 

リロイ・モクハートレ(Leroy Mokgatle ):ローザンヌの演技動画

「ラ・フィーユ・マル・ガルデ から」
作曲:エロルド:作曲
振付:アレキサンダー・ゴルスキー

「ディエゴのためのソロ」
作曲:セオドラキス
振付:リチャード・ウェアロック

 

今回彼が受賞したのは観客賞(Prix du public)

観客の人気投票によって決められる賞だそうです。

賞金は500スイス・フラン。

これは人気を集めるでしょう。

以前に南アフリカのダンサーがローザンヌで

入賞したのは1988年のアン・ウィクスリィ

(Ann Wixley)。

リロイは二度目の快挙です。

 

この笑顔がすごい。

本当に楽しそうに踊りますよね。

袖から舞台に出ていくときの表情がすばらしい。

もちろん緊張はありますが、他の出場者のように

深刻なものではなく、喜びに高揚したように

見えます。

花束を受け取りに行くような表情でステージに

向かっていく姿から感動です。

 

中村淳之介さんのインタビュー動画で

レッスンの場面が少し映っていましたが

彼ばかりに目が行ってしまいました。

他のダンサーはカウントが見える気がする

んですが、彼だけは音楽を切れ目なく

いっぱいに使って動いているのが印象的

でした。

体の中に音楽があって踊っているように

見えます。

 

リロイ・モクハートレ(Leroy Mokgatle ):受賞歴

2014年:南アフリカ国際バレエコンペ

クラシック部門で銀、コンテンポラリーで金を受賞。

クラシックは「アルレキナーダ」の男性バリエ。

コンテンポラリーではオリジナルの

「 Freedom the Tribute」を踊っています。

「 Freedom the Tribute」はEsmé Hoffmannが

リロイのために振り付けたもので、ネルソン・

マンデラ氏の言葉、「I’m looking for freedom」を

イメージしたもの。

この作品がリロイの琴線に触れたことで、彼は

舞台の上に自由を見つけたようです。

「自分は背も低く、最高に力強く長い脚を

持ってはいないかもしれない。

でも自分には自分が持っているものがある。

ステージの上では自分の世界に中にいる」と。

まさに彼を見ていて魅力を感じるのはそこ

ですよね。

インタビューなどでは、ややシャイで

繊細な印象ですが、ステージの上では

のびのびと自由に輝いています。

 

2015年:ジェネ国際コンペティションで金を受賞           

この受賞をリロイは想像もしなかったそうで、

「踊っている数分間はコンクールであることも

忘れて心のままに踊った。

メダルのためでなく観客のためだけに踊った」

とコメントしています。

 

常に挑戦し続ける

 

「君の身長ではバレエのカンパニーに入ったり

プリンシパルになることはできない」

と何度も言われたことがあるというリロイ。

しかし、それで気落ちしたりはしません。

そう言われることが、自分にそれができると

証明するためのモチベーションになるのだと。

「人にはできないことをする人物になりたい」

とリロイはいいます。

コンクールで楽屋では仲のいい友達と

競争しなければいけないことに少し居心地の

悪さを感じるというリロイですが、最終的な

目的は勝つことではなく、国際的な芸術監督

の目に留まること。

だからメダルのためでなく観客のために

踊るべきだと考えています。

 

リロイのステージを見ると、その言葉には

とてもリアリティがあると思いませんか。

舞台の上の彼は作り笑いではなく本当に

楽しんでいるのがよく分かります。

そして見る者も楽しくさせるような

影響力がある。

踊らされている感が全くないんですよね。

今後ますます密度の高い表現を見せて

くれそうじゃないですか。

 

現在、最終学年で今回助成金を受けて9月

からは留学するリロイ・モクハートレ。

彼の言葉通り、唯一無二のダンサーに

なりそうですね。

応援しちゃいます。

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