土田康彦の作品の価格は?妻はスキアヴォン・ガラス社令嬢!出演映画も

   

土田康彦 (2)
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ヴェネツィアングラスの本場、イタリアは

ムラノ島で工房を構える唯一の日本人

土田康彦(yasuhiko tsuchida)氏

弟子入りした師匠の令嬢の結婚し、ヴェネ

ツィアングラス・アーティストとして

国際的に実力を認められている土田康彦氏も、

初めからガラスの世界を志したわけでは

なかったようです。

 

魅力的なガラス作品の値段や作家としての

経歴などを調べてみました。

 

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土田康彦(つちだやすひこ):プロフィール

 

氏名:土田康彦(つちだやすひこ・Yasuhiko Tsuchida)

生年月日:1969年7月30日

出身地:大阪
1988年 辻調理師専門学校卒業後、パリに移住。

1992年 ヴェネツィアへ住まいを移す

1995年 ムラーノ島にてガラス制作を開始

1996年 スキアヴォン・ガラス社 アートディレクターに就任

制作の課程もなかなか魅力的。

作品になる前に高温で焼かれて飴のような

艶を見せるガラスも美しいです。

陶芸と同じく、自分でもやってみたくなりますね。

 

青年土田康彦は絵を描くために料理人に

 

警察官の父と絵を描く母との間に、5人兄弟

の次男として誕生。

4歳の頃に母親をガンで他界。

記憶の中の母はいつも絵を描いていたそうで

アーティストを志したのもその原風景ゆえ

かもしれません。

小学校4・5年の頃にはアーティストになる

ことを意識し始めました。

 

高校卒業後、辻調理師専門格好に進学。

調理師自体が目的ではなく、

「芸術で食べられなくても調理師の技術が

あれば、レストランで働ける。

給料は少なくともまかないを食べて、絵を

描き続けられる」

と考えたから。

パティシエの修行を始めました。

料理も芸術のうちですが、お菓子は特に

視覚的な要素が重要ですもんね。

 

アーティストを目指しヨーロッパへ

 

「アーティストになるためには、ヨーロッパ

を放浪しなければ」

と子供の頃から思っていた土田康彦氏は

辻調を卒業するとパリの日航ホテルに就職。

 

1992年にはヴェネツィアの有名な

レストラン・バー「ハリーズ・バー」の経営者

アリーゴ・チプリアーニ氏に誘われて

ヴェネツィアへ。

 

「ハリーズ・バー」でパティシエとして

働きながらも芸術の夢は忘れがたく、

家に帰ると絵を描く毎日を送ります。

 

しかしある日、彼が描いた絵を見た

チプリアーノ氏は彼のアーティストと

しての才能を見抜き彼を後押し。

レストランの常連客を絵に描くように。

1995年、ムラノ島でガラス制作を開始。

1996年にはスキアヴォン・ガラス社の

アートディレクターに就任。

 

奥様はスキアヴォン社の令嬢

 

ハリーズ・バーで働いていた頃、イタリア人

女性アンガリータと出会います。

彼女はヴェネツィアン・グラスの老舗スキア

ヴォン社のオーナーであり、ガラス職人でも

あるフランコ・スキアヴォン氏の一人娘です。

日本に留学経験もあるそうです。

絵を描いていた彼がガラス制作を始めたのも

彼女の影響でしょうか。

 

当初、伝統的な職人の世界ですから、義父の

スキアヴォン氏も初めから土田氏の技術を

認めていたわけではありませんでした。

しかし1996年にはアンガリータとの結婚と

同時にアートディレクターに就任。

娘の婿として、ヴェネツィアン・グラスの

職人として、スキアヴォン社を継ぐに

ふさわしい人物と認められたわけです。

 

映画『利休にたずねよ』に作品とともに出演

 

映画化される前から山本兼一作の小説

『利休にたずねよ』を愛読していたという

土田氏。

映画化されると聞き、「どのような形でも

いいから、参加させてほしい」と監督と

プロデューサーに訴えたと言います。

 

伝統を継承しつつ、新しいものを作り上げる

ことをコンセプトとする土田氏にとって、

自分が創作を通じて世界に伝えたい日本の

豊かな精神世界、その美の原点は利休であり、

利休には特別な思いがあるようです。

 

その思いが通じて、映画の中ではイタリアの

宣教師らが信長へ贈る献上する品のひとつと

して作品が登場しています。

また土田氏自身もエキストラとして、

「北の大茶会」の場面に出演しています。

 

制作の中心はガラス作品ですが、油絵や

映像作品も手がけます。

作品は単純な美観を追求したものではなく、

その根底には作家の哲学があります。

【著書】土田康彦:運命の交差点

土田康彦の作品の値段は?

 

1995年、ミラノでの竹をモチーフにした

「バンブーコレクション」を発表し注目された

土田康彦氏。

アーティストとしての評価も上がり続けて

いる今、作品の価格もそれなりにするのだ

ろうなぁと想像できます。

 

日本では専門の販売サイトなどはなく、

公式サイトにも価格は表記されていませんが

海外のサイトから情報を集めてみました。

土田康彦2

1996年作品、 参考価格1,200 – 1,500 ユーロ

土田康彦_vase

1998年作、540,128.78円

土田康彦_vase2

1999年、594,687.24円

土田康彦_花瓶

1999年作、1,586ドル。

土田康彦_花瓶2

1999年作、1830ドル。

土田康彦_花瓶3

2001年作、参考価格4500 – 5000ユーロ。

 

上記は過去の価格や参考価格で、おそらく現在は

この値段よりも高いと思われます。

ヴェネツィアン・グラスの伝統モザイクの

手法を使いながら、どこかに和のニュアンス

を感じさせるところが素敵ですね。

ガラス細工用のバーナー昔から欲しいと

思ってるんだけど、また虫が騒いじゃうなぁ。

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