性別のない人称代名詞HeでもSheでもなく「Ze」日本語にはどう訳す?

      2016/04/14

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英語で彼は「He」彼女は「She」ですね。

女性と男性に使う三人称の人称代名詞

では第三の性を持つ人々はどう呼べばいいのでしょう。

 

これまで考えたこともありませんでしたが

確かに男性とも女性とも言い切れない性を

自覚する人たちは「He」と「She」の

どちらで呼ばれても、きっと違和感を覚えますよね。

 

そんな人々も周りの人も快適な生活を

送るためのアイデアとしてアメリカの

テネシー大学が新たな人称代名詞を提案しています。

 

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第三の人称代名詞は「Ze」!

 

テネシー大学が提唱する新たな

人称代名詞は「Ze」

性別を限定しないニュートラルな

人称代名詞として、第三の性を持つ人だけ

でなく教師・学生間で誰に対しても

使うことを推奨しているそうです。

 

なるほど。

世間では色々な新語が自然発生的に出てきて

結構定着していくものもありますが

あるコンセプトから意図的に作るというのは

新鮮ですね。

 

それに区別するためではなく

男女を問わずその呼び方で使うことを

提唱しているのも共感できます。

 

ただ言葉は字面でなく使う人の

意識によってニュアンスが変わるので

共通の呼び方をすれば問題はすべて解決

というわけではないと思いますが、

今よりはずっといい状況になりそうです。

 

日本語に訳すとしたら何?

 

彼

日本語では「彼」「彼女」を使わずとも

多くの場合「あの人」「その人」「この人」

「あの方」「この方」「その方」などで

置き換えが利きますよね。

 

でも今後「Ze」が定着してきたとして

英語の小説や映画の字幕などで

翻訳する場合には原文の意図から

「彼」「彼女」のような呼称も

必要になってくるのかも。

 

「彼人」(かのと)なんてとこでしょうか。

そもそも「彼女」は「女」をつけているのに

「彼」は「男」なしで男性を表すというのも

バランスが悪いですね。

 

もともと明治時代までは、男女の区別なく

両方に対して「彼」を使っていたそうなので

そうなれば日本語も「彼」で統一というのも

ありかもしれません。

時代が変われば言葉も変わる。

使わなくなる言葉も出てくれば

これまでにない状況を表現するための

新しい言葉も必要になってきます。

 

社会の変化に対応するには

自然に生まれてくる言葉だけでなく

時には意図して新語を作る姿勢も

必要になってきているのかも知れません。

 

ま、作ったって使わなきゃ

消えていくだけのことですからね。

試みとしては大いに評価できると思います。

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